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佐藤翔輔「東日本大震災アーカイブを使ってみた」(2017年)

02 月曜日 1月 2017

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アーカイブズ, デジタルアーカイブ, sustainability, 専門職

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昨日公開された科学技術振興機構(JST)のジャーナル『情報管理』Vol. 59 (2016) No. 10所収、佐藤翔輔(東北大学災害科学国際研究所)「視点 東日本大震災アーカイブを使ってみた」を読んだ。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/59/10/59_690/_html/-char/ja/

この論考は「デジタルアーカイブ」である東日本大震災アーカイブの利活用の事例として、著者が関わった二つの事例を取り上げている。

・宮城県東松島市の東松島市図書館「まちなか震災アーカイブ」

・宮城県多賀城市教育委員会が発行した多賀城市防災教育副読本資料集「命をまもり 未来をひらく」(2016年3月発行)

結論を私なりにまとめると

・デジタルアーカイブの効果的・積極的な利活用のためにはデジタルアーキビストやデジタルキュレーターといった専門的な人材が必要。

・しかし、多くの東日本大震災アーカイブを構築管理している県・市町村などの自治体では、職員の定期的な異動によってこのような専門的な人材を確保すること、養成すること、あるいは専門家コミュニティを構築することは難しい。

・職員の異動はデジタルアーカイブのサステナビリティ(持続可能性)のボトムネック(障害)となっている。

これは、アーカイブズ学の側から、現行の自治体の公文書管理制度(とくにアーカイブズ管理における専門職の不在)による問題─行政の非効率性、時々の担当職員の負担、アカウンタビリティ、市民による過去の行政情報へのアクセスの困難さなど─を指摘してこられた加藤聖文先生(人間文化研究機構国文学研究資料館准教授)の一連の論考を思い起こさせる。

一番最近のものでは

加藤聖文
「公文書管理制度の新しい可能性―市民の行政参加と地域再生―」
『住民と自治』2016年10月号
http://www.jichiken.jp/article_33/

がネットで読める。

ほかに、

加藤聖文
「市民社会における『個人情報』保護のあり方―公開の理念とアーキビストの役割―」
『国文学研究資料館紀要(アーカイブズ研究篇) 』11号、2015年3月13日
http://id.nii.ac.jp/1283/00001467/

も同様の問題を自身のリサーチの経験を通じて明らかにしている。

アーカイブズが持つ情報の価値は現代世界においてますます高まっているにも関わらず、それを有効に、効果的に、効率的に使うための仕組み、とくに専門的な知識と経験を備えた人材が、日本の公的機関では日本的な職場慣行に阻まれて正規職員として配置もされないし、養成もされないのである。

以前「デジタルアーカイブ」関係文献の紹介・批評をしたことがある。
https://archiveskoubou.wordpress.com/2014/05/19/iri-future-archivists/
http://ci.nii.ac.jp/naid/110010043296

これらの文献でもデジタルアーカイブを扱う専門的な人材の養成が必要とされていた。ただし具体的な事例に乏しい印象であった。本稿の冒頭で紹介した佐藤翔輔氏の論考は、実際の経験を通じた発見であると言う点で、価値あるものと思う。

さて、最後に一言。

東日本大震災アーカイブは、伝統的なアーカイブズからみるとコンテンツの集積であって、はたしてこれは、Archives、Archive、Archiv、檔案、档案、(역사적)기록물、Archivo、archīvum、Arkivo、・・・と呼ばれる、コンテンツ(内容物・意味)とコンテクスト(文脈)、ストラクチャ(構造)を持つもの/こととして世界各国で認識されているアーカイブズの話として語れるのか、という疑問を持つアーカイブズ関係者が多いと思う。私自身はいわゆるデジタルアーカイブとアーカイブズはまったく別物ではなく、デジタルアーカイブを構成するコンテンツは、(作成に遡る、目に見えない)コンテクストとストラクチャをもっているが、その部分の(目に見えない)情報の(再)組織化には手をつけない状態なのではないかと思う。デジタルアーカイブ関係者の方々は、とにかく今は(学術的?歴史的に?)「重要」(と思われる)コンテンツをデジタル化して広く流通させることが喫緊の課題と考えておられるように思う。

[追記]

アーカイブズを構成するのはアーカイブズ学やレコード・マネジメントでは「コンテンツ」+「コンテクスト」+「ストラクチャ」である(シェパード&ヨー著、森本他編訳『レコード・マネジメント・ハンドブック―記録管理・アーカイブズ管理のための』2016年 https://ndlopac.ndl.go.jp/F/?func=full-set-set&set_number=359329&set_entry=000002&format=999 他参照)。

作成からアーカイブズとしての利活用までを一連の連続した流れとして考えるレコードキーピング・モデルの場合は「コンテクスト」と「ストラクチャ」は作成段階から明らかであろう。一方、関連する資料を集めた”コレクションとしてのアーカイブズ”の場合、上にのべたように「コンテクスト」と「ストラクチャ」は、資料の集積を編成/記述するという知的作業を行わないことには可視化されない。編成/記述されてはじめて「目にみえるもの」になる。図書資料の場合は、あらかじめ設定された分類項目のどこに1点1点の資料を分類するのか、が目録作成作業の重要な要素であり、目に見えない「コンテクスト」と「ストラクチャ」を見出して編成/記述するというアーカイブズの整理とはまったく異なった作業である。

目に見えない「コンテクスト」と「ストラクチャ」を編成/記述によって可視化する作業に関しては、本ブログで公開させていただいた渡辺悦子さんのエッセイ「グラスゴーの愛橘関連資料を読み解く」がわかりやすい事例である。

アーカイブズ資料を整理するにはこの編成/記述をどこまで行うか、が大きな問題である。そこに費やし得るコスト(時間、おカネ、人)とその資料の重要性によって、編成/記述のレベルは異なりうる。

なぜ「コンテクスト」と「ストラクチャ」が必要なのか?それはエビデンス(証拠)としての価値を担保するためである。エビデンスとしての価値を持たせる必要のないものであるならば、もちろん「コンテクスト」や「ストラクチャ」にかかずらわる必要はない。ただし、その場合、それらをアーカイブ、アーカイブズ、Archives、Archive、Archiv、檔案、档案、(역사적)기록물、Archivo、archīvum、Arkivo、・・・と呼ぶことはためらわれる。

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2016年12月28日 金沢 兼六園

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ロイヤル・ロンドン・ホスピタル博物館とアーカイブズ

05 月曜日 12月 2016

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hospital, London, medicine, 医療

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ロンドンのタワーハムレッツ区ホワイトチャペルにあるロイヤル・ロンドン・ホスピタル(RLH)の博物館を見学しました(2016年11月24日)。その時の写真をご紹介します。
http://bartshealth.nhs.uk/our-hospitals/the-royal-london-hospital/

 

地下鉄ディストリクト・ラインとハマースミス・シティ・ラインの駅であるホワイトチャペル駅のすぐそばにあるRLH。博物館も病院敷地内にあります。
http://bartshealth.nhs.uk/about-us/museums,-history-and-archives/the-royal-london-museum/

 

住所は
The Royal London Hospital Museum
St Augustine with St Philip’s Church
Newark Street
London E1 2AA

 

病院構内図内18の建物です。
(病院構内図)http://bartshealth.nhs.uk/media/162729/130320%20Royal%20London%20Hospital%20Map.jpg 

 

 

img_4342奥に見えるブルーの建物がロイヤル・ロンドン・ホスピタルの一部
(構内図1のメインビルディング)

 

 

博物館はもともとは聖フィリップ教会地下聖堂(クリプタ)だったということです。開館曜日と時間は、
火曜日~金曜日 午前10時~午後4時30分
(クリスマス、新年、復活祭、その他祝日は閉館)

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 博物館入口

 

 

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1740年の開院以来の歴史的資料を展示しています。ギフトショップではポストカードや書籍などを販売。

 

 

 

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一方、アーカイブズはホワイトチャペルの病院とは別の場所にあります。今回は訪問できませんでした。
http://bartshealth.nhs.uk/about-us/museums,-history-and-archives/the-royal-london-archives/

住所は
9 Prescot Street, London E1 8PR

事前の予約がある場合のみ利用可。下記連絡先に連絡、予約をとります。
メール:rlharchives@bartshealth.nhs.uk
電話:020 7377 7608

開館曜日と時間は
月曜日~金曜日 午前10時~午後5時まで
(クリスマス、新年、復活祭、その他祝日は閉館)

 

◎オンライン目録

http://www.calmhosting01.com/BartsHealth/CalmView/

このアーカイブズもイギリスのアーカイブズでよく利用されているAxielle社のCALMを利用していますね。CALMはISAD(G)=国際標準記録史料記述一般原則に準拠したアーカイブズ資料のデータベースシステムです。ウェブサイトによると、800年以上にわたる記録とモノ史料をカバーし(中世の権利証書から20世紀の医療登録簿、写真、診断録など)約5万件のデータが搭載されています。博物館の資料もこのデータベースでアーカイブズ資料とともに管理していることがわかります。(このデータベースにはほかに聖バーソロミュー・ホスピタルのアーカイブズ資料情報も含まれます。)

 

◎聖バーソロミュー・ホスピタル・アーカイブズ
http://bartshealth.nhs.uk/about-us/museums,-history-and-archives/st-bartholomews-archives/

 

 

 

 

◎英国国立公文書館(TNA)Discovery ロイヤル・ロンドン・ホスピタルを記録作成者(Records Creator)とする記録資料コレクションに関するページ

http://discovery.nationalarchives.gov.uk/details/c/F193507

 

安丸良夫先生「社会学部の学問を振り返って」(2006年6月3日)

02 水曜日 11月 2016

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著作権, 公文書管理法, 廃棄, 情報公開, 法人文書

以下に掲載するのは、2006年6月3日に一橋大学で開催された第1回ホームカミングデーにおける講演「社会学部の学問を振り返って」で配布された資料です。講演者は、本年(2016年)4月4日にお亡くなりになった一橋大学名誉教授安丸良夫先生です。本ブログに掲載を快諾してくださった、ご遺族で著作権継承者の安丸彌生様に感謝いたします。

筆者は2004年末より企業史料・ビジネスアーカイブズへのアクセス、利活用向上にかかわる仕事にたずさわることになりました。どの国でもそうですが、アーカイブズにかかわる制度や社会的意識のありようによって、その国の企業のアーカイブズの水準というものが左右されることは普通のことです。そこで、企業アーカイブズの振興のために、企業にとどまらず、公的機関における公文書管理や教育・研究機関のアーカイブズの状況も広く見渡すように心掛けてきたつもりです。

2006年6月に開催された一橋大学の第1回ホームカミングデーでは、同大学附属図書館・学園史資料室による創立百年記念事業学園史関係刊行物の展示が行われました。主としてこの展示を見学する目的で同大学を訪れ、安丸先生のご講演も拝聴させていただきました。

最近手元の文書資料を整理している過程で、上に述べた講演配布資料を改めて手にとる機会がありました。短い文章(一部は箇条書きのまま)です。他にも関心を持つ人がいるかもしれないと思い、ご遺族にブログ掲載についてうかがってみたところ、快諾していただいた次第です。

一橋大学の沿革ついては、同大学附属図書館サイトに掲載されている年表が見やすいです。
http://www.hit-u.ac.jp/guide/organization/pdf/16_55-57.pdf (PDF)

本文の後に、国立大学の行事と公文書管理に関する短い文章を掲載しています。

—————————————————————————–

安丸良夫先生「社会学部の学問を振り返って」

 

<目次>

はじめに
1. 社会学部の成立; 理念と実態
(1) 新制一橋大学の成立と社会学部
(2) 発足時社会学部の学問の特性
(3) 後知恵の感想
2. 福田徳三の学問と学風
(1) 生涯(1874〜1930)
(2) 学説の大要
(3) 学制改革で急進的
(4) ラディカルな批判的リベラリズム
(5) 福田と田口卯吉
おわりに; 卒業生の活動に拾う

—————————————————————————–

[本文]

 

PDFファイル(書き込みあり)

「社会学部の学問を振り返って」

 

2006. 6. 3. 安丸

はじめに

1. 社会学部の成立; 理念と実態

(1) 新制一橋大学の成立と社会学部; 3学部1研究所で出発、社会学部の独立が認められなかった。2年後に法学部と分離独立。本学の歴史を大きく振りかえると、はじめに実学的性格の強い商業教育があり、そのなかから経済学系が自立化してきて、大学昇格運動の原動力に、しかし法学部系は商学・経済学の法的側面として小さいながらも早くから充実。1920年、商科大学昇格にさいして、学生の受講科目の構成を見ると、必修科目・選択科目ともに「商業学に属するもの」「経済学に属するもの」「法律学に属するもの」に分けられており、ほかに「語学に属するもの」が必修科目となっている。のちの社会学部に連なる線は、選択科目の最後に「四、その他、外交史、社会学、人種学、高等数学(Aニ)」とあるうちの社会学・人種学だけ。
ところが社会学部独立にさいして上原構想が全面に出されて、「本学部は、社会科学の総合的研究を必至とする新時代の要求に応じ社会諸科学に基礎理論を与え、それと他の人文諸科学との関係を明らかにし」(以下に教育学関係の記述が続く)、と社会学部に総合的で高邁な大理念が与えられ、「社会科学の総合大学の構想は同時に社会学部をもつことなしには成立しない」とされた。上原はまた、「教養としての文学、哲学が、実は他の専門諸科学にとって欠くことのできない基本的な創造性となるものであることを自覚し、教養と専門研究の総合を志して」いるのだとも述べている。

(2) 発足時社会学部の学問の特性; 上原・高島らの高邁な理想主義的理念に基づく、総合的な全体性、批判的な原理性、現代的な問題関心に立った実践意欲などがうかがえる。この時代の上原・高島の学問はそのようなもので広い社会性をもって発信されており、2人とも、退職後もそうした立場を貫き、思索を深めた。高島は、高齢になってからも重要な理論的著作をつぎつぎと発表。
発足時の社会学部の研究状況を表現するものとして、上原専禄編『社会と文化の諸相』(1955年)がある。11論文中、中国関係2篇以外はすべてヨーロッパの文学や思想など、その当時の社会学部が実際にカバーしえた領域が表現されている。
上原の世界史、高島の社会思想史と社会科学論は、こうした状況を越えようとする意欲的なもので、戦後日本の学問史のうえでも重要。たとえば上原の世界史の提唱は、歴史学・歴史教育に大きな影響を与えた。欧米と日本に中心をおいた一国史的な歴史学を批判し、「世界史的現実の生きた動きそのものは日本の歴史学の進歩よりもはるかに前にいってしまっている」として、「世界史的なものの見方」「現代史的なものの見方」を力強く主張。しかしこの論文で彼が世界史の新しい現実としてあげている事例は、バンドン会議(55年)で、現代の研究者の関心とは大きく異なっている(上原『歴史学序説』)。

(3) 後知恵の感想; 全体性、批判性、実践性への強い意欲とそれを具体的研究のなかで具体化することの困難さ、志あって力足りず、専門に特化しきれない素人っぽさ?こうした特徴は、歴史学に関してはある程度まで自覚されていたらしい。増田四郎によると、一橋歴史学の黄金時代は大学昇格運動の時代から商科大学時代までにあり、その特徴は、日本、東洋、西洋の垣根を取りはらった”素人の歴史”、在野精神、日本社会の学問的位置付けという実践性にあり、「三浦(新七)先生の一番好きな言葉は”素人の歴史”」だった(『一橋の学風とその系譜 2』)。山田欣吾はその増田を、増田は「自らの歴史を好んで「しろうとの学問」と称んだが、これぐらい適確に教授の学風を言いあてている言葉はない」とする(『一橋大学学問史』)。称賛の意味だが、山田の立場からの自分と増田の区別化?

 

2. 福田徳三の学問と学風

全体性、批判性、実践性を一身に体現したのが福田、大学昇格運動以降の一橋の学問は、福田の系譜を引くものが多い。こうした包括性のゆえのエネルギーと情熱、またその故の学生への説得力。

(1) 生涯(1874~1930); 東京神田の刀剣商の家に長男として生まれる。85年、母信子の意向で植村正久より受洗、信子は明治女学校創立者木村鐙子の親友、その弟が田口卯吉、福田は小学生のころ『日本開化小史』を読み、田口を慕って経済学者になったとする。98年ドイツ留学、主としてミュンヘン大学でL・ブレンターノに学ぶ。同年12月、「欧米商業教育の近況」を同窓会々誌に寄せる。1901年1月、福田ら8人、ベルリンに会し「商業大学設立の必要」を草し、同窓会々誌に発表、大学昇格運動はじまる。同年9月帰国。1904年1月、会計官の公金横領事件についての学生大会で、福田、松崎校長を罵倒、公金不正流用の名目で同年8月休職、慶應教授となる。しかし休職中も学生とのかかわりは持続し学生には圧倒的人気、1910年、講師として復帰、19年教授。同年吉野作造らと黎明会組織、1925年、モスクワ学士院200年祭に招かれ、ケインズの講演を批判、ソヴィエト側とも論争。1928年、3・15事件とのかかわりでの河上肇辞任問題で京大当局などを批判。

(2) 学説の大要; 生存権を根本におく厚生経済学、「財産を中心とする私法はこれに対しては助法…私法の原則の発動は根本権と矛盾するものは徐々に改更せらるるをうべし」(「生存権概論」)。市場原理、それによる生産力発展が前提だが、しかしそれ自体が自己目的ではなく、「資本主義社会に於ける共産原則の展開」(『厚生経済研究』)が福田の立場、そのためには生存権の尊重と労働組合運動など労働者階級の闘争が重要。現代の福祉国家論につらなるが、マルクス労働価値説を含めた階級闘争の積極的肯定で異なる。ソヴィエト社会主義は流通の正義を否定した配分の正義の立場で、生産力発展を阻害していると、労農ロシアを見る。
福田の経済学説は、社会問題と労働問題が重要な意味をもつようになり、体系化されはじめたあたりでマルクス主義の影響力の拡大に遭遇した。福田はこうした状況から当時の日本では少数派となったが、それは当時の思想状況からいはば割を食ったもので、むしろ現代によくあてはまるか。

(3) 学制改革で急進的; 「大学の本義とその自由」という論文で、徹底した大学自由論。大学とは、「研究者の研究の為めにする自由、自治、独立なる団体是なり」、この研究者には学生も含まれる。エスケープ、カンニングなどは「専門学校の宿弊」、「如何に厳重に取締るとも此等の悪習は決して已むものにあらず、其故は専門教育を授くるに研究を本位とせざるの一事にあり、教ゆる者に研究なくして何ぞ清新溌剌たる英気あらんや」。

並行講義、ゼミナール制、必修科目削減など。

(4) ラディカルな批判的リベラリズム; 立憲的国民国家日本の理念は前提、天皇へも穏和な敬虔さ?しかしそうした前提が共有されるべきだと確信しているため、その立場からの批判に徹底性。国民国家的公共圏の内部での最急進派?「笛吹かざるに踊る」はそうした立場の典型。28年4月、3・15事件とのかかわりで、河上肇は京大当局から辞職を求められ、依願免官、だが福田によれば、国体にかかわるということで京大当局は「神経興奮症に陥っている」、自分は学説上は河上に反対で今も論争中だが、この問題では自分は断固として河上を擁護するという。河上は「如何なる場合にも、国法に触るゝが如き行為を敢てする人でないことを、ニ十余年にわたる学交の間において熟知してゐる」。学生についても、彼らをこうした行為に進ませたことを深く反省すべきは官憲の側だ(『厚生経済研究』)。

(5) 福田と田口卯吉; 田口はアダム・スミス流の自由主義経済論をとっているので、ブルジョアジーのイデオローグとされやすいが(森戸辰男など)、日本のブルジョアジーはつねに政府の保護干渉を求め、自由放任を求めたことがない。田口はすべての特権に反対するために自由主義経済論をとったのであって、田口の思想の本質は平民主義、文明開化主義、自由民権主義。「旧幕臣江戸っ子」である田口の思想は、「始終一貫政治的被抑圧者のイデオロギー」、もっと長生きすれば、河上に代って日本一のマルキストになったかもしれない、という(『厚生経済研究』)。
「大不平から出づる大公平の論」(『経済学論攷』)とは、福田の田口評だが、福田本人にいっそう該当しよう。それを支える情熱と論争性・レトリック。

 

おわりに; 卒業生の活動に拾う

あ)三浦展『下流社会』(2005年、光文社新書)
い)津田眞澂『新世代サラリーマンの生活と意見』(1987年、東洋経済新報社)
う)『現代思想』と池上善彦

 

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国立大学の行事と公文書~一橋大学の法人文書ファイル管理簿

 

この講演は2006年(平成18年)6月に開催された第1回ホームカミングデーの一環として行われました。大学主催の行事については、この行事に関して作成した公文書の綴り、法人文書ファイルがあるはずです。同大学の公文書に関する情報は、大学のウェブサイトの「情報公開」のページで知ることができます。
http://www.hit-u.ac.jp/guide/information/index.html

第1回ホームカミングデーについては法人文書・個人情報ファイルのページを参照します。
http://www.hit-u.ac.jp/guide/information/disc_01.html

法人文書ファイル管理簿(平成27年度)が公開されています。(「法人文書ファイル管理簿の閲覧」)
http://www.hit-u.ac.jp/guide/information/pdf/hojin_file_kanribo.pdf (PDF)
PDFで259ページあります。

21ページ目の大分類:総務課、中分類:儀式・諸行事、法人文書の名称:第1回ホームカミングデー(平成18年度)、がこのイベントに関わる公文書のファイルになります。表によると保存期間は10年、保存期間満了は2017年3月31日、保存期間が満了したときの措置は廃棄、保存場所は総務課、といったことが分かります。このファイルはあと5カ月で保存期間満了を迎え、廃棄されることになっています。

公文書管理法制定以後、国立大学では文書館を設置して、原課での保存期間が満了したもののうち、歴史的な価値があると評価されたものを文書館(アーカイブズ)に移管して管理するという体制を整えつつあります。

国立公文書館リンク集 「国立公文書館に類する機能を有するものとして、公文書管理法に基づき定められた施設」
http://www.archives.go.jp/links/#Sec_03

独自の文書館を持たない一橋大学などでは、公文書を一般の国民が閲覧する場合は、公文書管理法16条に定められた利用請求ではなく、情報公開法による開示請求をして閲覧します。
http://www.hit-u.ac.jp/guide/information/system.html (制度の概要)
http://www.hit-u.ac.jp/joho-kokai/format_1.pdf (法人文書開示請求書。PDF)

なお、大学アーカイブズ関係の専門家の方に確認したところ、講演者(著作権者)が、講演資料は大学が出版する権利を持つ、といった契約・取り決めを事前にしていない限り、著作権者の許諾があれば公開できるということでした。この点、万が一、事前の契約・取り決め等があった場合はたいへん恐縮ですが、ご連絡いただけると幸いです。

JIIMA/ECM委員会「ECMサミット2016-パネルディスカッション ワークスタイル変革とECM」(2016年10月20日)に参加

22 土曜日 10月 2016

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クラウド, デジタル, デジタルトランスフォーメーション, モバイル, リモートワーク, ワークスタイル, BPR, ECM, EFSS, 働き方

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JIIMA ECM2016

公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)主催の「eドキュメントジャパン2016/54th文書情報マネジメントショウ」「eドキュメントフォーラム」に行ってきました。

以下にまとめたのは、2日目(10/20)に開催されたJIIMA ECM(統合文書マネジメント)委員会主催フォーラム「【ECMサミット】ワークスタイル変革とECM 」のレポートです。司会・ナビゲータはECM委員会委員長で株式会社イージフ副社長CTOの石井昭紀さん。石井さんには松崎も編訳者として関わった『レコード・マネジメント・ハンドブック:記録管理・アーカイブズ管理のための』に関する文献紹介を国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)『情報管理』Vol. 59 (2016) No. 7にご執筆いただきました。

◇     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇

最初にナビゲータの石井氏より、ECM委員会に関する簡単な紹介がありました。ECM委員会とはJIIMAのナレッジ系委員会で年に2回、競合ベンダーによるプレゼンテーションの場としてECMサミットを行っています。さらに、今回のテーマ「ワークスタイル変革=働き方変革」について、ワークスタイルとはそもそも何か、なぜ変革する必要があるのかというお話がありました。それによると近年ワークスタイル変革の必要が言われている理由の一つは、社会の要請。例として「働き方改革に関する総理発言・閣議決定資料」(2016年9月、内閣官房働き方改革実現推進室)が上げられていました。世の中で提示されている解決策、展望にはテレワーク、リモートワークがあります。

関連するキーワードは

テレワーク支援
会議システム
ペーパーレス
グループウェア
オフィスデザイン

などです。石井さんによると「テレワークやリモートワークは新しい話題ではない、なぜそれが今また求められているのかというと、

・近年の技術的変化。コミュニケーションのデジタル化
・モバイルを含めた通信環境の整備、デジタルデータは場所に依存しない
・ボーンデジタルな情報の増加、業務に必要な情報はどんどんデジタルになっている

といった最近の急激な環境変化がある」からということでした。

これに続いて、ECMを扱うベンダー4社のパネリスト(日本IBMの三ツ矢さん、ハイランドソフトウェアの金井さん、オープンテキストの市野郷さん、富士通総研の小林さん)から、

◎ワークスタイル変革をどうとらえるのか
◎成功要因
◎利便性
◎失敗例、注意点

に関してお話がありました。下のメモは松崎が聞き取った内容です(各発言者名は省略)。

——————————————

◆パネルディスカッション「ワークスタイル変革とECM」◆

◎ワークスタイル変革をどうとらえるのか

・(自己紹介)ECM実現のためのソフトウェアの営業、開発に携わる。会社としてのグローバルなミッションWork place as a mission がある。それは「生産性向上」「能力向上:トップタレントを引き留める」「場所の提供」。これらの実現のためのツールとしてITがある。

・会社がやってきたこととして、柔軟な働き方の導入がある。「働く時間の柔軟性」「働く場所の柔軟性」。オフィスには固定した席をもたずに、キャビネットだけ。2009年ぐらいからホームオフィスも導入している。

・コンサルタントや営業など顧客の近くで作業する社員はモバイルワーカーで、新橋や品川などにサテライトオフィスを持っている。チームミーティング以外はそこで働くことも多い。結果を出してください。

・一定の勤続年数がありある程度信頼できる人は在宅で勤務できる(eワーク、ホームオフィス)。社員全員がオフィスに出勤した場合、全員が座ることのできる席数はない。

・(自己紹介)本社はアメリカ、創業25年。自分は営業、営業推進等に従事。自分自身もテレワークをしている。自宅で仕事。ワーキングマザー。オフィスも必要があれば行くが、基本は家。上司はシンガポールにいる。話すときはメールやチャットなど。

・「ワークスタイル変革」にはいろいろな定義がある。一つの定義はICTの観点を駆使して働くこと。

・ワークスタイル変革は新しいことではない。これまでも議論されてきた。

・これまでの顧客の要求は定型業務の効率化などであった。いまの状況はオフィスで働いているのと同等の生産性を確保すること。

・ワークスタイル変革に関する会社の解釈は「情報の一元的管理」つまり単一のエンタプライズ情報管理プラットフォームで企業内のさまざまな文書情報を管理することと結びついている。「キャプチャ、コンテンツ管理、既存システムとの連携」「単一のセキュアな情報基盤、プラットフォーム上で管理」「ワンプラットフォームの推進」「情報管理基盤の提供」

・ワークスタイル変革とワンプラットフォームの関係は? 「外にいても担当者に連絡しなくてもいい。必要な情報を見たいときに見ることができる。そういうシステムを提供すること」。

・日本だけではなく他国でもワークスタイル変革は必要なのか? アメリカでは10年、15年前から議論されている。自分の会社は多国籍で業務しているので、ある意味で今に限った話ではない。本社のあるアメリカではリモートオフィスなどはずっと前から使われている。

・(自己紹介)会社はカナダに本社がある。全文検索テクノロジーからビジネスを立ち上げた会社。全世界で1億人ぐらいがユーザー。フォーチュン500社のうち90パーセントが利用している。日本国内にグループ会社がある。

・オフィスにいなくてもビジネスができる。

・ワークスタイル変革をECMベンダーとしてどうとらえるか? CEO&CTOは「デジタル・トランスフォーメーションに備える必要がある。ITを使う、ITの浸透によってわれわれの生活をよい方向に変化させていく」、そういうことを言っている。

・日本国内でもAI(人工知能)、VR(バーチャルリアリティ)、IT技術を自社のビジネスモデルに組み込んでいく、そういう変化が起こりつつある。

・デジタルトランスフォーメンションへのドライバーとしては、ワークフォース(従業員)の変化やデジタル世代の顧客の登場がある。ワークフォース変化とは、つまり人材の確保にある。

・デジタルトランスフォーメーションとITの利活用はどう違うのか?

・(自己紹介)会社はメーカーのシンクタンクで自分はコンサルティングを行っている。

・ワークスタイル変革をどうとらえるか?
わかりやすく。特定の業務を変えていく=BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)
共通の部分を変えていくことがワークスタイル変革
定型的な業務の手順を変えて効率化して、価値を生む=BPR
非定型的な仕事を最適化して、イノベーションを生み出していくことが働き方変革
ホワイトカラーの働き方は非定型的な仕事である。この部分を変えていくことがワークスタイル変革

・グローバルで働いているところからワークスタイル変革が始まったのではないか。

・日本はコンシューマ(消費者)としてのデジタル化が先に進んだ。仕事の仕方のほうの変革は後から。

・ECMのツールを使いこなせないと働き方の変革はできない。ECMはインフラになる。

・コンサルタントの立場はビジョンを作ることとルールをつくる(人事、評価制度、会議の仕方、働く人の意識engagementなどに関わる)。

・東京証券取引所は経済産業省とともに健康経営銘柄を指定している。そのほかに健康経営優良法人ホワイト500という制度も立ちあがっている。ワークスタイル変革のポテンシャルを図る指標などもある。

◎成功要因は?

・フリーアドレス、インフラ、モバイル

・意識改革が一番強力な要因

・ワークスタイルのオンデマンド変革。自分の会社は日本では在宅が4%、世界平均は12%

・顧客と接触する職種の場合、数字が上がっていないでオフィスにいると物理的にオフィスを使えないようにする、というようなこともありえる。この部分は心の健康問題とも関連してくる。

・自社の場合、社内オフィスに固定席のある社員は日本法人30%、全世界平均9%。アメリカはホームオフィスが中心。

・ワークスタイル変革を成功させるにはワンプラットフォーム情報基盤が必要。昔はペーパーレスが言われていたが、いまは精神的な労働環境の整備に重点がある。そのためににはツールが必要。ワークスタイル変革が言われる要因の一つには、ECMの利用がある。

・オフィスの外にいても必要な情報にアクセスできるようにして生産性向上。

・顧客1万5000社からの問い合わせを、世界各国のサポートチームが記録する。そして問題解決策を提示する。

・日々発生するさまざまな問題を一元的に管理し、案件にかかわる情報を360度すべて把握する。

・一つの例であるが、アメリカで問題発生というケースで、ツールを使って東京のスタッフが過去の情報を検索する。そういうケースマネジメントがある。

・次世代ECMは? 例えばEFSS(Enterprise File Synchronization and Sharing)などがある。

・現在の文書管理の目的は”ペーパーレスの実現”からもう一段先に行っている。

・以前のECMに求められていた目的は、「ペーパーレス」「コスト削減」(「物理スペースの削減によるコスト削減」)。今は紙にとらわれないことが働き方変革につながる。

・成功要因はビジネスモデルの変化にある(企業のあり方、今の仕事の生産性をどのように高めていくか)。

・ITの利活用とデジタルトランスフォーメーションはどう違うのか? 東京証券取引所は経済産業省とともに上場会社のIT経営銘柄を決めている(ROI8パーセント以上の会社)。ITを使っていまのビジネスモデルをよりよいものにしていくのがビジネストランスフォーメーション。

・コンサルの現場では「成功とは何か」を一番初めに定義する。(1)(2)は共通。ビジネスとその変革の基盤。本当に定着するかが(3)。
(1)電子、デジタルで仕事を行う環境をつくり、新しいコミュニケーションによる出会いによって、新しいイノベーションを創出する。
(2)会社の仕組みと制度で情報を守る。
(3)使いやすさ、利便性があるかどうか。現場の人に実感してもらう。不平不満を吸収する仕組みがあるか。

◎利便性に関して

・自社ではECMは営業ではあまり大きく活用されていなかったが、昨年他社と提携してセキュリティが充実した。また提携先の製品は使い勝手がよい。

・ECMを情報のハブとして利用し生産性を高めている。例えばCRM(customer relationship management)をハブとして利用し、さまざまな業務に利用することによって利便性が生まれる。

・例えば請求書・契約書を単に管理するだけでは使いづらい。コンテンツを業務プロセスに紐づける(コンテキスト)。するとそれによって価値が生まれる。業務プロセスとつなげることは利便性を生む。

・機械ができることと人ができることをはっきりさせる。例えば領収書電子化のみならず、請求書をスキャンしたらそこから自動的に流れていくような使い方が最近のECM。

・今は非定型の業務での文書作成も作成時点から作成からデジタル。アイデアが生まれた時から全部デジタル。そういうツールの管理が必要。さまざまな業務プロセスをうまく連動しながら、うまくつなげることが利便性をもたらす。

◎失敗例、注意点

・組織替えなどあったりしたときは、リモートワークばかりでなく、上長に顔を見せるなど人間的な接触も大事。心情的なところを考慮したほうがいいときもある。

・ECMはツールなので、それだけ導入しても成功にはつながらない。ワークスタイル変革は会社にいる人もリモートの人と同じように、全社として取り組むべきこと。そのためにはトップのコミットメントが大事。

・一気に何かを変えるのは難しい。明確な課題をもっているところを優先して、成功を実感しながら進めることが大切。働き方に対するカルチャーを改革していく

・失敗例には「タブレットを全社的に導入したが活用方法がわからない」というような例がある。新しいものを配るとワークスタイル変革のような気になるが、ちょっと違う。ワークスタイル変革とは人材確保。ECMだけでは難しい。

・オフィスでないとできないこと、外でないとできないこと、家でもできること、そういうところを考えることが大切。自社ではソフトウェアでできることを考えており、今回展示会にブースを出している。ECMでワークスタイルを変えていくのをデモしている。

・トップダウンで大金でシステムを導入して使われないのが失敗例。現場に寄り添うことが重要。グループ会社と一緒になって、ビジョンの設定をデザインしている。そこにどういう人を引き込むかを考えている。現場で普及してリーダーになってもらう。


現用記録の管理からアーカイブズの管理を統合的に考えるレコードキーピングは記録文書の作成段階がスタートです。現用記録文書の管理はどうなっているのか、とくにITの観点からは何が問題になっているのかを勉強しようと参加したのですが、、、 むしろアーカイブズの側の課題を認識することになりました。テレワークやリモートワークが普通となった場合、これまでフェイス・トゥ・フェイスを前提として考えられていたやり方というのは有効でなくなってしまうかもしれません。自社の歴史に関わるコンテンツは最近は多くの企業で社内イントラネットに掲載されることが増えてきていますが、モバイルが基本の働き方になった場合、デバイスによる最適化のようなことにもっと注意を向ける必要があるかもしれません。さらに、業務への利用(顧客に対する自社の歴史・ヘリテージ関係のプレゼン)を考えてみた場合、アーカイブズ資料やコンテンツを管理するシステムを、全体のシステムのサブシステムとしてハブとなるシステムに結びつけたほうがよい、というような議論ができるかもしれません。

パネルディスカッションに対するわたしの感想は、ECM専門の方々の感想とはだいぶ異なった感想であると思われます。しかし、ワークスタイルの話はこれまでアーカイブズ関係の会合で話題になったことはなかったので、非常に興味深いものでした。

後日、JIIMA ECM委員会のポータルサイトに当日の資料が掲載されるというアナウンスがありました。http://www.ecm-portal.jp/

高千穂大学公開講座「社史の魅力」(2016年10月15日)

22 土曜日 10月 2016

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current record, 現用記録, 社史, shashi, takachiho

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高千穂大学(東京都杉並区)と杉並区教育委員会が共催の公開講座「社史の魅力」(全4回)の最終回に参加しました(2016年10月15日)。
http://www.takachiho.jp/public/kouza/extension.html
この日は次の2つの講義がありました。

(1)「経営史研究者による会社史執筆に関する構造的問題」
フェリス女学院大学国際交流学部准教授 齊藤直先生
http://researchmap.jp/read0078165

(2)「社史の魅力」
高千穂大学経営学部教授 大島久幸先生
http://researchmap.jp/read0195636/

齊藤先生の講義はこれまでの社史との関わり、社史執筆を振り返りながらの自己紹介に続き

1 はじめに
2 研究者による社史執筆の状況
3 社史制作をめぐる企業と研究者
4 研究者による社史執筆をめぐる問題
5 問題を解決するために
6 おわりに

という内容構成でした。講義後お話する機会をいただけましたので、発表内容を今後文章化して発表していただきたい、とお願いしました。

大島先生の講義は「社史とは何か」というお話からスタート。以下、大島先生のお話を松崎が聞いた限りでまとめました。


社史とは会社が会社の企業の責任でもって刊行する自社の歴史に関する文献、通常の書籍の流通ルートに乗って流通するものではない。そのため、入手が困難。

高千穂大学(今年で創立113年)では1990年に商学部経営学科の設立記念事業として社史コレクション事業をスタートさせた。会社の情報を社会に残していくには社史が一番手軽なツール、会社のことを知る唯一の貴重な情報源。現在高千穂大学には6000冊以上のコレクションがある。このコレクションに関する情報を使って統計をとってみたところ、巷間言われているような「日本は社史大国」という認識は必ずしも正しくないのでは、と考えられる。日本が「社史大国」といえるのは、1980年~90年代にかけてではないか、それも本当にそうかどうか、これからどうなるかはわからない。最近の年間刊行点数は50冊程度とみられ、これは深刻な事態だし、だからこそ社史を大切にしたい、何かできないか、と思う。

ちなみに社史は利用して、蓄積していくとある一定の価値を持つ資産と考えられる。古書店に行くと古い社史ほど価格が高い(入手しにくさと関係)傾向がある。経営史学者の由井常彦先生によると「製品別原価が載っているととても貴重である」。

一方、歴史研究者は研究に利用した資料が一次資料でないと評価されない(※松崎注:ここでいう一次資料とは、図書館司書が言う一次資料とは異なり、編集・刊行される以前のナマの資料を指す)経営史の場合一次資料とは、会社の経営記録、営業記録など。現在の文書記録の作成はほとんど電子的に行われ、イントラネットやファイルサーバにある記録(データ)はアーカイブとして蓄積されるのではなく、上書き更新されていく傾向があることを考えると、経営史を研究・叙述するための一次資料はどんどん消えて行ってしまっている。今後会社の歴史を知るための手がかりは社史ぐらいかもしれない。とするならば残すべきなのは社史かもしれない。

日本には大きな社史コレクションを所蔵する機関がいくつかあるが、会社史を一番残してきたのは経営史学会。同学会では設立30年記念として『日本会社史研究総覧』を出版している。会社史は学術的にも価値を持つ。その場合優れた社史とは何か、という話になる。優れた社史とは、次の6つの基準で評価できるといわれている。

優れた社史とは?
1政策の目的と達成
2実証性と公開性
3事業内容を説明されているかどうか
4歴史の流れを読み取れるか
5企業主体の叙述か
6マイナスな出来事も書かれているか

今回の公開講座「社史の魅力」の講師陣のお話から、次のような課題が見えてきた。

・社史執筆に際して資料を集めることに多大な労力を要する。これは社史編纂における最大の障害
・残された(そして社史編纂のために集められた)資料から経営の内容を描きだすことは困難である。「優れた社史」と言われている社史を発行した企業においても、経営資料が断片的であることがままある。

傾向としては、保険会社や銀行などの金融機関は訴訟リスクなどもあり、それを自覚しており、また余裕もあるのか記録は残されている。一方、流通系企業の記録の残存状況は芳しくない。恒常的に記録を残す文化が日本にはない。そして社史編纂の時だけは一所懸命とにかく集める。だがしかし、集めた資料からだけで全体を描くことは難しい。ある流通系メーカーでは意思決定のための幹部レベル会議の資料はパワーポイント資料のみで、パワーポイントに乗せる情報量も少なければ少ないほどよいと思われているため、これをもとに社史を記述するためには、関係者にヒアリングして、資料の意味を理解しなければならなかった。

現代の資料は紙の資料であってもチープ、情報量が豊かではない。優秀会社史賞本選考に残るような優れた会社史を作ったところでもやはりそういう状況である。残すことにはコスト(金利など)もかかる。

企業記録は残るのかどうか。社史刊行後資料が整理されてしまうことがある。あるいは刊行を機に残す制度や機関が作られる場合もある。イントラネット上でやり取りされる企業記録は、上述のように上書きされてしまう結果、そもそも記録が残らない。そして、今現在作成され業務で利用されている記録は、紙の資料としても残されない。社史執筆にかかわった先生方の研究室に残った資料は図書館も引き取ってくれない。さらに会社が消滅した場合、ウェブサイトも消滅、記録は消えてなくなってしまう。

公開講座の2回目に講演された帝国データバンク史料館高津館長のお話では、創業100周年を迎える509社に対するアンケートを行ったところ、何らかの記念の催しを行う会社が全体の7割、そのうちの7割が社史の刊行、さらにそのうちの7割は社史刊行に準備にかける期間は3年以内。歴史的資料の管理をしている会社が36%、管理していない会社が6割以上、「管理するような資料はもっていない」と回答した会社が5割以上という結果であった。高津館長のお話では、「企業博物館」には定義がないため、企業博物館のデータをとるのは難しいのだが、会社の歴史的資料を残す点では一種の希望といえる。社史編纂のために集めた資料を整理して、社史刊行後に博物館を作った会社を調査したところ、電力会社など公共性が高いところは企業博物館を作って資料を残している。

かつては担当者が自宅に持って帰ったりしたことで逆に資料が今日に伝わった、というようなこともあったが、現在は会社のパソコンに個人のUSBを挿したらコンプライアンス違反になる時代なので、個人の熱意のようなものによって資料が残ることは困難である。

橋本寿朗先生の1998年の論文では次のようなことが指摘されている。
・保存に関する文書規定はずさんだが、にもかかわらず日本の大企業は資料をかなりよく残している。
・資料を読む場合の2つの問題点。
(1)日常の記録が残されない
(2)企業活動の解明に必要とされる情報の一部(下の下線部分)しかわからない

企業環境の認識→経営課題の自覚→事業目的→事業構想→プラン→意思決定→実践→結果

不明な部分は関係者にヒアリングして聞きとることなどもある。その他社史編纂担当者の個人的熱意で残す(ただし担当者の負担が大きい)くらいしかない。史料館を作って残すというオプションを選択するところも少ない。

資料の収集、整理、利活用として自分も関わった例に、神戸大学と滋賀大学の例がある。滋賀大学の場合、伊藤忠商事が伊藤忠兵衛記念館で新人研修を行うなど、歴史資料に対する社内認知度向上にまで踏み込んだ活動を行っている。

会社史が大事であることを広めていくのが大切。


完全ではありませんが、以上のようなお話でした。

大島先生には社史について、また企業資料について下記のような著作をお持ちです。

「記録は誰のものか、海の向こうの史料を訪ねて」帝国データバンク史料館『別冊MUSE 2014』(2014年)
http://www.tdb-muse.jp/info/2014/09/muse2014.html
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I025838959-00

「基調講演 社史からアーカイブズへ」企業史料協議会『企業と史料』第10集(2015年)
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I027497505-00

その他大島先生の著作は下記をご参照ください。
http://iss.ndl.go.jp/books?rft.au=%E5%A4%A7%E5%B3%B6%E4%B9%85%E5%B9%B8&search_mode=advanced
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-22402028/


大島先生は、何十年か後にいまの時代について、社史に書こうとしても記録が残っていない可能性がある、という点も強調されました。この点は私も大いに共鳴するところです。

一方、先生のお話では資料整理に経営史研究者が協力して、大学という機関で所蔵していくことが企業資料保存のひとつの有力なオプションではないか、ということでした。この点の評価は難しいと思います。現在学習院大学客員教授・元日本経済新聞社編集委員の松岡資明氏の著作『アーカイブズが社会を変える』は、著名エコノミスト大来佐武郎氏関連資料がかつて大来氏が学長を務めた大学によって廃棄されてしまった事例を上げて(92ページ以下)、「大学は『危ない場所』」という節を設けて論じています。大島先生のお話にもあったように、これまでの、そして現在においても、日本には組織的にアーカイブズ資料を残す仕組みが整っているとは言えず、資料保存は多かれ少なかれ、熱意ある個人の力に負っている状況です。これは決して望ましい事態とはいえません。アーカイブズ資料の保存のしくみと保存資料が社会のインフラになるような、そういう方向をこそ目指すべきではないでしょうか。

この点をさらに推し進めると、「社史は貴重な情報源、日本では組織アーカイブズとして記録を残すような仕組み・文化はないのだから、現実的な対処方法として、とにかく社史を残そう」という考え方に賛同しつつも、やはり目指すべきは作成からアーカイブズに至るまでの記録文書・記録情報の体系的なマネジメントであろうと考えます。なぜならば、記録保存、資料保存、文書保存はそれ自体が究極的な目的ではないからです。記録をきちんとマネジメントすることは業務プロセスの変革に結びついています。つまり、記録文書のよりよいマネジメントは組織のありようをよりよいものとし(企業であればより高い生産性、よりよいガバナンス、企業文化の継承)、そのことによって社会に価値を生み出していくからです。

韓国国家記録研究院研究報告書14「大学記録館の設立並びに運営に関する基礎研究」(2005年)目次

16 土曜日 7月 2016

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手許にある韓国国家記録研究院研究報告書シリーズの一冊「大学記録館の設立並びに運営に関する基礎研究」(2005年)の目次です。

【書誌情報】

http://dspace.rikar.org/handle/2014.oak/607?mode=full

タイトル:大学記録館の設立並びに運営に関する基礎研究

オリジナルタイトル:대학 기록관의 설립 및 운영에 관한 기초연구

発行時期:2005年4月7日

発行所:社団法人韓国国家記録研究院

執筆者:ソン・ドンユ(弘益大学校 記録保存所 専任研究員)

執筆者:キム・ジョンヒ(明知大学校 大学史料室 助教)

執筆者:ソ・ジンキョ(西江大学校 記録保存所 研究員)

執筆者:ハン・ミョングン(崇実大学校 韓国キリスト教博物館 学芸研究員)

 

※原文の기록(물)(漢字では「記録(物)」)は「記録」または「レコード」、관리(「管理」)は原則として「マネジメント」としました。

※※韓国における「기록」(記録)概念は現用・非現用を問わないものと思われますが、詳しい検討が必要です。今後の課題です。

 

【目次】

序文

第1章 大学のレコードとレコード・マネジメント
1. 大学のレコード・マネジメントの重要性
1.1 民主的大学運営
1.2 歴史と文化の全体性確保
1.3 事務の効率化
2. 研究の必要性
3. 研究目的並びに方法
3.1 研究目的
3.2 研究方法

第2章 大学のレコード・マネジメント機関現況
1. 大学のレコード・マネジメント機関の成立運営実態
2. 大学のレコード・マネジメント機関のタイプ
3. 大学記録館の設立運営事例
3.1 ソウル大学校大学記録館
3.2 慶北大学校大学記録館
3.3 西江大学校記録保存所
3.4 慶南大学校レコード・マネジメント・センター
3.5 弘益大学校記録保存所
3.6 明知大学校大学史料室
3.7 韓神大学校記録情報館
3.8 延世大学校延世記録保存所
3.9 ハーバード大学アーカイブズ
3.10 東京大学アーカイブズ
3.11 清華大学アーカイブズ

第3章 大学記録館の設立
1. 設立準備委員会構成並びに活動
1.1 記録館設立を主導する執行機構構成
1.2 大学機関のレコード予備調査活動実施
1.3 大学記録館設立のための諸般の準備事業実施
2. 設立提案の内容
2.1 主要設立目的と根拠
2.2 大学のレコード・マネジメントの重要性
2.3 マネジメント対象である大学のレコードのカテゴリ
2.4 大学におけるレコード・マネジメントのプロセス
2.5 その他大学記録館設立運営事例分析
2.6 当該大学のレコード・マネジメント方法の提示
3. 大学記録館設立戦略
3.1 記録館の特性を考慮したミッションの開発
3.2 記録館の環境分析
3.3 記録館の目的並びに目標樹立
3.4 活動計画樹立
3.5 運営評価
4. 記録館運営段階別発展計画樹立
4.1 第1段階
4.2 第2段階
4.3 第3段階
5. 大学記録館設立戦略の接近方法
5.1 レコードのSWOT分析
5.2 記録館設立時のサービス受給対象
5.3 巨視的な大学記録館の役割の分析

第4章 大学記録館の組織と構成
1. 大学記録館の位相
1.1 総・学長直属の大学記録館
1.2 組織内下位部所としての大学記録館
1.3 望ましい大学記録館の位相
2. 大学のレコード・マネジメントの実態別記録館の役割と位相
2.1 <アーカイブ>の役割だけを担う場合
2.2 <資料館>+<アーカイブ>の役割を担う場合
3. 韓国の大学のレコード・マネジメントに対する認識と記録館の役割による位相
4. 大学記録館の人的構成
4.1 大学記録館の機能と人的構成の方向
4.2 レコード・マネジメント
4.3 専門要員
4.4 事務要員
4.5 補助要員
5. 委員会
5.1 運営委員会
5.2 実務委員会
6. 大学記録館規定
6.1 記録館規定の内容
6.2 記録館規定と親機関のレコード・マネジメント規定との関係

第5章 大学記録館の機能
1. 基本機能
1.1 レコード・マネジメント機能
1.2 レコードを活用するサービス機能
1.3 レコード・マネジメントのための研究機能
2. 拡張機能
2.1 地域社会と大学間の媒介機能
2.2 拡大構成員教育
2.3 デジタル・アーカイブズ機能
2.4 その他

第6章 大学記録館の施設と装備
1. 法律上の大学記録館の施設と装備
2. 大学記録館の一般要件
2.1 立地条件
2.2 施設計画時の留意事項
3. 機能による施設(の構成要素)
3.1 収集(入手)機能
3.2 整理機能
3.3 保存機能
3.4 活用機能
4. 大学記録館の設備と保存装備
4.1 設備
4.2 保存装備

第7章 今後の課題
参考文献
【付録】
付録1. 米国SAA大学アーカイブズ・ガイドライン
付録2. 中国大学档案館関連法令「普通高等学校档案管理弁法」
付録3. 日本 京都大学「大学文書館規程」並びに「大学文書館利用要項」

 

2016-06-05 14.27.37

韓国国家記録研究院研究報告書12「陸軍のレコード・マネジメント体制構築のための制度基盤研究」(2004年)目次

16 土曜日 7月 2016

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日本で公文書管理に関する法律が制定されたのは2009年ですが、お隣の韓国ではこれに先立つこと10年、1999年1月29日に法律第5709号「公共機関の記録物管理に関する法律」が制定されています。アーカイブズ、レコード・マネジメントに関わる教育・研究も90年代から盛んとなりました。その中心機関の一つに、1998年に設立された社団法人韓国国家記録研究院(RIKAR)があります。設立以降積極的な研究活動、出版活動(翻訳出版を含む)を展開し、韓国におけるアーカイブズ、レコード・マネジメント制度の確立に大きく寄与したものと思われます。(同研究院はソウル市内の明知大学校内に所在し、大学院レベルの教育活動にもあたっています。)

参考のために買い求めた同研究院発行の文献が3冊ほど手許にあります。以下の部分は、そのうちの1冊「陸軍レコード・マネジメント体制構築のための制度基盤研究」の目次日本語訳です。

【書誌情報】

http://dspace.rikar.org/handle/2014.oak/601?mode=full

タイトル:陸軍のレコード・マネジメント体制構築のための制度基盤研究

オリジナルタイトル:육군 기록물 관리 체제 구축을위한 제도 기반 연구

発行時期:2004年12月

発行所:社団法人韓国国家記録研究院

執筆者(研究責任者):ソ・ソクチェ(韓国国家記録研究院 専任研究員)

執筆者(共同研究者):イ・ヒョサン(株式会社ドンソ電算 記録情報化チーム長)
※ソ・ソクチェ氏には「中国の文書・档案一体化概念分析」(『記録学研究』10号、2004年)、「電子記録マネジメントの理解」韓国国家記録研究院研究報告書10、2004年などがある。イ・ヒョサン氏の前職は国防部勤務支援団行政課長。

※原則として、原文の기록물(漢字では「記録物」)は「レコード」、관리(「管理」)は「マネジメント」としました。

【目次】

序文

第1章 陸軍の歴史
1.1 陸軍の目標
1.2 陸軍の任務と機能
1.3 陸軍の沿革
1.4 陸軍の歴史

第2章 陸軍の組織体系
2.1 陸軍の指揮体系
2.2 陸軍の組織構成
2.2.1 概要
2.2.2 陸軍部隊の組織編成
2.2.3 師団級部隊の組織
2.3 陸軍本部組織構成
2.3.1 機能
2.3.2 部門別重要業務

第3章 陸軍のレコード・マネジメント制度概観
3.1 陸軍のレコード・マネジメント制度変遷史
3.1.1 事務管理制度変遷史
3.1.2 レコード・マネジメント制度変遷史
3.2 レコード・マネジメント機構並びに専門要員制度
3.2.1 陸軍レコード・マネジメント機構
3.2.2 レコード・マネジメント専門要員の資格と運用
3.3 レコード移管の体系
3.3.1 既存の移管体系
3.3.2 現行レコード・マネジメント規定下の移管体系
3.4 レコードの分類体系
3.4.1 現行陸軍文書の分類体系
3.4.2 レコード分類基準表制度
3.5 レコードの保存管理
3.5.1 レコード・マネジメント機構別保存管理業務
3.5.2 保存期間
3.5.3 保存方法
3.5.4 保存場所
3.6 レコードの公開・活用
3.6.1 レコード公開可否の分類
3.6.2 公開除外対象レコード
3.6.3 レコードの活用
3.7 レコードの廃棄
3.7.1 レコードの廃棄
3.7.2 レコードの廃棄手続き
3.8 秘密レコード・マネジメント
3.8.1 秘密レコードのマネジメント原則
3.8.2 秘密レコードの保存・マネジメント体系
3.8.3 秘密レコードの登録並びに作成現況の報告
3.8.4 秘密レコードの移管並びに保存・マネジメント
3.8.5 秘密レコードの再分類並びに破棄
3.9 電子レコード・マネジメント
3.9.1 電子レコード・マネジメントの区分
3.9.2 警報段階別レコード処理

第4章 中国軍のレコード・マネジメント
4.1 中国軍組織体系
4.2 中国軍レコード・マネジメント制度
4.2.1 中国軍レコード・マネジメント体系
4.2.2 中国軍レコード分類体系
4.2.3 軍事レコードの評価標準

第5章 米国陸軍記録情報マネジメントシステム
5.1 概要
5.2 導入
5.2.1 目的
5.2.2 責任
5.2.3 ARIMSの原理
5.3 レコードキーピング要件の識別
5.3.1 指示命令
5.3.2 計画不能な記録
5.4 電子レコードキーピング
5.4.1 概要
5.4.2 電子的媒体上で記録を・マネジメントすること
5.5 編纂手順
5.5.1 情報を記録として維持すること
5.5.2 レコードキーピング関連設備供給
5.5.3 ハードコピー記録の検討、収集、固定
5.5.4 レコードの整理
5.5.5 秘密文書の維持
5.5.6 作成部門レコード目録
5.6 処理指針の適用
5.6.1 処理標準
5.6.2 保有期間の変更
5.6.3 レコード処理
5.7 利用サービスの手順
5.7.1 レコードの索引
5.7.2 レコード検索
5.7.3 レコード利用サービス
5.8 レコード移管
5.8.1 レコードをRHAとしての送付
5.8.2 レコードをAEAとしての送付
5.8.3 レコードの移管準備
5.8.4 秘密記録
5.9 記録保有者と連邦レコードセンター
5.9.1 地域並びに海外の記録保有者
5.9.2 陸軍レコードセンター

第6章 陸軍のレコード・マネジメント発展のための提言

附録
1. 文書分類基準の〔部の機能〕
2.中国の軍レコード・マネジメント関連規程
3.中国軍事レコード検索分類表
参考文献

韓国国家記録研究院研究報告書12「陸軍のレコード・マネジメント体制構築のための制度基盤研究」(2004年)目次

15 金曜日 7月 2016

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日本で公文書管理に関する法律が制定されたのは2009年ですが、お隣の韓国ではこれに先立つこと10年、1999年1月29日に法律第5709号「公共機関の記録物管理に関する法律」が制定されています。アーカイブズ、レコード・マネジメントに関わる教育・研究も90年代から盛んとなりました。その中心機関の一つに、1998年に設立された社団法人韓国国家記録研究院(RIKAR)があります。設立以降積極的な研究活動、出版活動(翻訳出版を含む)を展開し、韓国におけるアーカイブズ、レコード・マネジメント制度の確立に大きく寄与したものと思われます。(同研究院はソウル市内の明知大学校内に所在し、大学院レベルの教育活動にもあたっています。)

参考のために買い求めた同研究院発行の文献が3冊ほど手許にあります。以下の部分は、そのうちの1冊「陸軍レコード・マネジメント体制構築のための制度基盤研究」の目次日本語訳です。

【書誌情報】

http://dspace.rikar.org/handle/2014.oak/601?mode=full

タイトル:陸軍のレコード・マネジメント体制構築のための制度基盤研究

オリジナルタイトル:육군 기록물 관리 체제 구축을위한 제도 기반 연구

発行時期:2004年12月

発行所:社団法人韓国国家記録研究院

執筆者(研究責任者):ソ・ソクチェ(韓国国家記録研究院 専任研究員)

執筆者(共同研究者):イ・ヒョサン(株式会社ドンソ電算 記録情報化チーム長)
※ソ・ソクチェ氏には「中国の文書・档案一体化概念分析」(『記録学研究』10号、2004年)、「電子記録マネジメントの理解」韓国国家記録研究院研究報告書10、2004年などがある。イ・ヒョサン氏の前職は国防部勤務支援団行政課長。

 

※原則として、原文の기록물(漢字では「記録物」)は「レコード」、관리(「管理」)は「マネジメント」としました。

 

【目次】

序文

第1章 陸軍の歴史
1.1 陸軍の目標
1.2 陸軍の任務と機能
1.3 陸軍の沿革
1.4 陸軍の歴史

第2章 陸軍の組織体系
2.1 陸軍の指揮体系
2.2 陸軍の組織構成
2.2.1 概要
2.2.2 陸軍部隊の組織編成
2.2.3 師団級部隊の組織
2.3 陸軍本部組織構成
2.3.1 機能
2.3.2 部門別重要業務

第3章 陸軍のレコード・マネジメント制度概観
3.1 陸軍のレコード・マネジメント制度変遷史
3.1.1 事務管理制度変遷史
3.1.2 レコード・マネジメント制度変遷史
3.2 レコード・マネジメント機構並びに専門要員制度
3.2.1 陸軍レコード・マネジメント機構
3.2.2 レコード・マネジメント専門要員の資格と運用
3.3 レコード移管の体系
3.3.1 既存の移管体系
3.3.2 現行レコード・マネジメント規定下の移管体系
3.4 レコードの分類体系
3.4.1 現行陸軍文書の分類体系
3.4.2 レコード分類基準表制度
3.5 レコードの保存管理
3.5.1 レコード・マネジメント機構別保存管理業務
3.5.2 保存期間
3.5.3 保存方法
3.5.4 保存場所
3.6 レコードの公開・活用
3.6.1 レコード公開可否の分類
3.6.2 公開除外対象レコード
3.6.3 レコードの活用
3.7 レコードの廃棄
3.7.1 レコードの廃棄
3.7.2 レコードの廃棄手続き
3.8 秘密レコード・マネジメント
3.8.1 秘密レコードのマネジメント原則
3.8.2 秘密レコードの保存・マネジメント体系
3.8.3 秘密レコードの登録並びに作成現況の報告
3.8.4 秘密レコードの移管並びに保存・マネジメント
3.8.5 秘密レコードの再分類並びに破棄
3.9 電子レコード・マネジメント
3.9.1 電子レコード・マネジメントの区分
3.9.2 警報段階別レコード処理

第4章 中国軍のレコード・マネジメント
4.1 中国軍組織体系
4.2 中国軍レコード・マネジメント制度
4.2.1 中国軍レコード・マネジメント体系
4.2.2 中国軍レコード分類体系
4.2.3 軍事レコードの評価標準

第5章 米国陸軍記録情報マネジメントシステム
5.1 概要
5.2 導入
5.2.1 目的
5.2.2 責任
5.2.3 ARIMSの原理
5.3 レコードキーピング要件の識別
5.3.1 指示命令
5.3.2 計画不能な記録
5.4 電子レコードキーピング
5.4.1 概要
5.4.2 電子的媒体上で記録を・マネジメントすること
5.5 編纂手順
5.5.1 情報を記録として維持すること
5.5.2 レコードキーピング関連設備供給
5.5.3 ハードコピー記録の検討、収集、固定
5.5.4 レコードの整理
5.5.5 秘密文書の維持
5.5.6 作成部門レコード目録
5.6 処理指針の適用
5.6.1 処理標準
5.6.2 保有期間の変更
5.6.3 レコード処理
5.7 利用サービスの手順
5.7.1 レコードの索引
5.7.2 レコード検索
5.7.3 レコード利用サービス
5.8 レコード移管
5.8.1 レコードをRHAとしての送付
5.8.2 レコードをAEAとしての送付
5.8.3 レコードの移管準備
5.8.4 秘密記録
5.9 記録保有者と連邦レコードセンター
5.9.1 地域並びに海外の記録保有者
5.9.2 陸軍レコードセンター

第6章 陸軍のレコード・マネジメント発展のための提言

附録
1. 文書分類基準の〔部の機能〕
2.中国の軍レコード・マネジメント関連規程
3.中国軍事レコード検索分類表
参考文献

2009-06-11 04.00.49

 

How I Started – Luciana Duranti

24 火曜日 5月 2016

Posted by archivesstudio in Uncategorized

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This post was kindly written by Luciana Duranti, Professor of Archival Studies at the University of British Columbia in which she talks about her fascinating journey into the archives field.

情報源: How I Started – Luciana Duranti

『GCAS Report 学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻研究年報』Vol.5(2016)目次

16 月曜日 5月 2016

Posted by archivesstudio in GCAS, Uncategorized

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学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻研究の年報『GCAS Report』最新号(Vol.5、2016年2月28日発行)の目次をご紹介します。

http://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/arch/02gcas-report.html

【書誌情報】
学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻 編. GCAS report =. 学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻, 2012- 冊 ; ISSN 2186-8778

【アクセス】
・所蔵大学図書館
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12568178

・所蔵公共図書館・・・公共図書館での所蔵はないようです(カーリルで検索結果)

・国立国会図書館
https://ndlopac.ndl.go.jp/F/?func=find-c&amp=&amp=&amp=&amp=&amp=&amp=&ccl_term=001%20%3D%20023403525&adjacent=N&x=0&y=0&con_lng=jpn&pds_handle=&pds_handle=

・学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻ウェブサイトにはVol.3まで掲載(2016年5月15日現在)
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/arch/02gcas-report.html

・学習院大学学術成果リポジトリにもVol.3まで登録あり(2016年5月15日現在)
http://glim-re.glim.gakushuin.ac.jp/handle/10959/3727

・ウェブサイトによるとVol.4までは有償で頒布中のもよう

・要問合せです
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/arch/02gcas-report.html

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

 

【目次】

[講演]

松岡資明「より良き社会のために:「記録」が物語るもの」

白岩洋子「記録を残すために:写真資料保存修復の基礎」

[研究ノート]

大木悠祐「記録管理におけるレコードキーパーの機能と役割に関する一考察:オーストラリアの州公的記録法の事例から」

倉方慶明「アーカイブズ・マネジメント試論:業務の数値化を中心に」

[書評]

田中智子
菅真城『大学アーカイブズの世界』

川田恭子
安藤正人・久保享・吉田裕編『歴史学が問う公文書の管理と情報公開:特定秘密保護法下の課題』/
北海道新聞社編『特定秘密保護法を読む:全条文 反対声明・意見書』

藤村涼子
中野目徹『公文書管理法とアーカイブズ:史料としての公文書』

千代田裕子
三井文庫編『史料が語る三井のあゆみ:越後屋から三井財閥』/
企業史料協議会編『企業アーカイブズの理論と実践』

難波秋音
国立民族学博物館監修『渋沢敬三没後50年 屋根裏部屋の博物館 ATTIC MUSEUM』

高野彩香
石田佐恵子・村田麻里子・山中千恵編著『ポピュラー文化ミュージアム:文化の収集・共有・消費』

千葉功
佐藤元英・武山眞行・服部龍二編著『日本外交のアーカイブズ学的研究』

[報告]

齋藤歩
米国アーキビスト協会ワークショップ(2015)
「建築レコード:設計と施工の記録群を管理する方法」参加記

薬袋未夏
ICAが考えるアーカイブズとは──
『情報社会におけるアーカイブズ、記憶、そして民主主義』の紹介

青木祐一
ブラジル・サンパウロ人文科学研究所資料調査・中間報告

[コラム]

高埜利彦「青空のソウル訪問」

[彙報]

 

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

これまで15年にわたり、取材・執筆活動を通してアーカイブズに関する問題提起と啓発に広く鋭く努めてこられた松岡資明先生(2015年7月~学習院大学客員教授)の講演録から2か所、重要であると感じた部分を引用しておきます。

「これは私が以前から感じていたことであるが、日本では『情報』と言うとすぐに思い浮かべるのはフローの情報で、ストックの情報に思い至る人が少ない。・・・(中略)・・・物事には原因があって結果があるのであって、何事も過去の経緯を知らずに取り掛かっても適切な対応ができない。例えば、日本の外交政策でしばしば、指摘されるのは『後手に回った』という批判だ。情報収集をする際、過去の経緯を十分に知ったうえで行うのと、そうでない場合では結果に大きな差が出る。当たり前の話ではないだろうか。」(9ページ)

「私は、アーカイブズがより良い社会、精神的に豊かな社会を目指すのに資するものではないかと考える。飛躍があるように聞こえるかもしれないが、アーカイブズとは『ひとの行(おこな)い』を記録として残し、『行い』に至った経緯を明らかにすることによって、新たな『行い』に生かす、ことではないだろうか。むろん、使い方によって良くも悪くもなる。そして必ず、『行い』の裏には『ひと』がいる。」(18ページ)

 

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

最新号には企業アーカイブズに密接に関わる記事が何本か掲載されています。千代田裕子氏による三井文庫編『史料が語る三井のあゆみ:越後屋から三井財閥』と企業史料協議会編『企業アーカイブズの理論と実践』の書評、高野彩香氏による『ポピュラー文化ミュージアム:文化の収集・共有・消費』の書評、そして齋藤歩氏によるSAAワークショップ「建築レコード:設計と施工の記録群を管理する方法」(2015年)の参加記です。

千代田氏の書評では企業史料協議会編『企業アーカイブズの理論と実践』に関して以下のような課題が指摘されています。今後のBAAの活動のためにも参考とすべき点です。(91~92ページ)

・実践編で示される事例が大企業ばかりである。中小・中堅企業の事例が望まれる。

・「なぜ企業にアーカイブズが必要なのか」という点で説得力が弱い。

・「従来、レコードマネジメントの導入において提唱されてきた見解の繰り返しにならぬような理論が必要」

・B to C ばかりでなく、B to B 企業の事例の紹介が望まれる。

高野氏が書評している『ポピュラー文化ミュージアム:文化の収集・共有・消費』第5章「化粧品のミュージアム」(著者・谷本奈穂)は花王ミュージアムを化粧品のミュージアムとして取り上げています。この部分に関する書評者高野氏のコメントは、谷本氏が論じる「来館者に寄り添った展示」に関して更に深く議論できたのではないか、という点と、企業や産業の負の側面を展示に加えることの是非について言及してほしかった、と述べています。非常に重要な点で、今後この分野の研究を期待します。

齋藤氏の報告は、GCAS Report前号(Vol.4)に掲載された同氏の報告「日本建築学会によるレコード・サーヴェイを分析する:アーカイブズ学の観点から」と併せて、建設関係業界、設計業界におけるアーカイブズ管理にさまざまな示唆を与えるものでしょう。

(参考)
齋藤 歩.   日本建築学会によるレコード・サーヴェイを分析する : アーカイブズ学の観点から.  GCAS report = 学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻研究年報 / 学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻 編.. (4):2015. 108-115 ISSN 2186-8778

http://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/arch/02gcas-report.html

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

 

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