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カテゴリーアーカイブ: Uncategorized

日本アーカイブズ学会の2024年度大会、SIGフォーラム

30 土曜日 3月 2024

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委員を務めている日本アーカイブズ学会の2024年度大会が4月20日(土)と21日(日)の両日、学習院大学で開催されます。オンライン(Zoom)を併用したハイブリッド形式です。

SIGに関心を持つ方々の交流のための場「SIGフォーラム」を今年度より開設します。協賛会員出展と同じ401教室です。

チラシ

日本アーカイブズ学会2024年度大会開催概要および参加登録について

企業史料協議会第9回ビジネスアーカイブズの日(2020年11月6日)

27 火曜日 10月 2020

Posted by archivesstudio in Uncategorized

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企業史料協議会主催、第9回ビジネスアーカイブズの日シンポジウム「《アーカイブズでつながるコミュニティ》アーカイブズ・コミュニティを目指して」にて、基調講演とパネルディスカッションのモデレータを担当します。
http://www.baa.gr.jp/syousai.asp?id=646
http://www.baa.gr.jp/

日 時:2020年11月6日(金) 14:10~17:05
場 所:Zoom
定 員:120名(先着順、11月4日締め切り)
料 金:会員無料、一般一名1000円
申 込:事務局 info@baa.gr.jp


<プログラム>

【開会挨拶】14:10~14:20
 石原 邦夫 
 東京海上日動火災保険株式会社相談役/企業史料協議会会長

【基調講演】14:20~14:50
 松崎 裕子
 公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センター 企業史料プロジェクト担当/企業史料協議会理事

【パネルディスカッション】15:00~17:00
 モデレータ 
 松崎 裕子
 
 パネリスト 
 樋川 裕二
 グンゼ株式会社 綾部本社総務課課長 /グンゼ博物苑前苑長
 
 豊嶋 朋子
 株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所理事/広報室 社史編纂・史資料チームリーダー

中野 寛政
 TOTO株式会社 TOTOミュージアム館長

【閉会挨拶】17:00~17:05
 阿部 武司
 国士舘大学政経学部教授/企業史料協議会副会長

総合司会
 野秋 誠治
 企業史料協議会理事

詳しくは企業史料協議会サイトをご覧ください。
http://www.baa.gr.jp/syousai.asp?id=646
http://www.baa.gr.jp/

柳沢芙美子「福井県文書館の行政組織上の位置付けと業務連携」(2019年12月)

12 日曜日 7月 2020

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公文書管理法第1条にあるように、アーカイブズには二つの性質がある。ひとつは組織の行政管理・経営管理あるいは法務方面でアカウンタビリティを担保するためのエビデンス(証拠)であり、もう一つは知的資源(文化資源あるいは情報資源など)であるということ。

そのため、地方公文書館は首長部局に位置付けられる場合と、教育委員会の下で運営される場合がある。これについては国立公文書館が刊行する「全国公文書館関係資料集」が詳しい。

近年「文化機関」の連携の枠組みの中にアーカイブズを位置付けようとする動きも盛んである。その場合、MLAと呼ばれたりする。Mはミュージアム(博物館、美術館)、Lはライブラリー (図書館)、Aはアーカイブズである。

柳沢芙美子氏によると、都道府県の文書館が教育委員会事務局所管の機関である場合、福井県をのぞくと、公開および文書管理の所管課の事務分掌に文書館が位置づいている例はみられない、という。福井県では文書館が情報公開・文書管理の所管課の事務分掌にも位置づいていることによって、

「文書館が選別した歴史的公文書の移管と収集・搬入、歴史的公文書の利用制限を行う際に、必要に応じて情報公開・法制課を通して現課の意見を参考にしたり、現用公文書の情報公開時の事例を参照しながら審査したりする際の協力関係の裏付となっている」「現用公文書の管理に関する例規である福井県訓令『福井県文書規程』改正の際には、文書館がその議論に加わる根拠にもなっていた」

とのことである。

柳沢芙美子「福井県文書館の行政組織上の位置付けと業務連携」(『北陸史学』68号、2019.12、68-69ページ)

図書館や博物館は教育委員館所管の場合が多いと思う。文書館がこれらとの連携を進めつつも、親組織の文書業務とのつながりを維持し、文書に関わる業務をよりよく改善していくためには、文書管理関係の所管課の事務分掌にも文書館が位置づけられるよう、注意していくことが必要である。このことを上記論文から学んだ。

—–

アイキャッチ画像は、

『越山若水』1910年収載。加藤竹雄家文書A0052-01441 福井県文書館蔵

—–

国立公文書館「アーキビストの認証」申請・認証スケジュールの公示(2020年6月)

20 土曜日 6月 2020

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タグ

アーキビスト, 公文書管理, 国立公文書館

国立公文書館が進めてきたアーキビストの認証制度が始まります。申請スケジュールについて、同館ウェブサイトで公示されています。
http://www.archives.go.jp/ninsho/index.html

【2020年度の申請スケジュール】

申請受付:2020年9月1日(火)~9月30日(水) ※消印有効
◎10月1日(木)以降の消印のものは、受け付けない。
審査期間:2020年2年10~12月
審査結果通知:2020年12月15日(火)まで(郵送及びメール)
認証:2021年1月

『令和2年度 認証アーキビスト 申請の手引き』(2020年6月 国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/ninsho/download/005_shinsei_tebiki.pdf

申請書様式 
PDF   
http://www.archives.go.jp/ninsho/download/006_2020yoshiki.pdf

Excel
http://www.archives.go.jp/ninsho/download/006_2020yoshiki.xlsx

「アーキビストの職務基準書」
http://www.archives.go.jp/about/report/pdf/syokumukijunsyo.pdf

詳しくは国立公文書館のページを確認してください。
http://www.archives.go.jp/ninsho/index.html

*国立公文書館ニュース第22号(2020年6月)
加藤丈夫館長と高埜利彦アーキビスト認証委員会委員長のインタビュー記事「公文書等の管理を支えるスペシャリスト-認証アーキビストの誕生で変わること-」が掲載されています。
http://www.archives.go.jp/naj_news/22/special.html

 

 

尼崎市の文書館専門職(正規職員)採用試験情報(2020年1月)

09 木曜日 1月 2020

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尼崎市の文書館専門職員(正規職員)採用試験情報です。

受験資格:
昭和54年4月2日以降に生まれた人
学校教育法に定める大学において歴史学またはアーカイブズ学を専攻し卒業した人または令和2年3月までに卒業見込みの人

職種:事務

職務内容:
(1) 尼崎市域の歴史的公文書等、歴史資料の調査・整理・保存・公開事務
(2) 歴史刊行物の調査・編集事務
(3) 窓口市民対応、講座の実施、施設管理運営等、地域史料に関わる業務
(4) 一般行政事務

・将来において、一般行政事務を主とする職場への配置の可能性もあります。

http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/shisei/bosyu/syokuin/1019724.html

Web事前申し込みが2020年1月14日(火曜日)から18日(土曜日)、書類郵送が20日(月曜日)までと、たいへん短い応募期間となっています。

↑
大垣市立図書館蔵
寛永12年 摂州尼ケ崎城詳図

この記事のタイトル上部のアイキャッチ画像は
尼崎市立地域研究資料館所蔵
寛文10年(1670年)頃尼崎城下絵図,南方向(海側)から北側方向の絵図

ISO9000シリーズにおける「文書」と「記録」に関するメモ

07 土曜日 12月 2019

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記録管理に関する国際標準ISO15489(初版は2001年)はオーストラリアの国家標準AS4390が元になったことはよく知られている。オーストラリアの専門家たちによる解説スライドによると、AS4390は品質マネジメントの国際規格(標準)ISO9000にリンクしているとある。(下記スライド3枚目)

Recordkeeping Standards Adrian Cunningham, Sue McKemmish, David Roberts and Barbara Reed (updated March 2004)
http://www.sims.monash.edu.au/subjects/ims5010/topics/ims5010t2-2004_files/rk-standards-as-iso2.pdf

ISO9000シリーズの用語の定義は、ISO8402:1986 「品質-用語」としてまず制定された。最新版はISO9000:2015である。ISO9000:2015はJIS Q 9000:2015としてJIS化されている。

ISO15489:2001はJIS X 0902: 2005、ISO15489: 2016はJIS X 0902: 2019である。

そこで引き続き、recordやdocumentがどのように定義されているのかを見てみる。(関連する用語も取り上げる)


ISO9000:2015/ JIS Q 9000:2015
https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0090/index/?bunsyo_id=JIS+Q+9000%3A2015
(NDLサーチ、Cinii Booksでヒットしなかったので版元へのリンク)

対象(object)、実体(entity)、項目(item)・・・「認識できるもの又は考えられるもの全て」

データ(data)・・・「対象に関する事実」

情報(information)・・・「意味のあるデータ」

文書(document)・・・「情報及びそれが含まれている媒体」
※例 記録、仕様書、手順を記した文書、図面、報告書、規格
※注記1 媒体としては、紙、磁気、電子式若しくは光学式コンピュータディスク、写真若しくはマスターサンプル、又はこれらの組合せがありうる。
(注2以下略)

組織(organization)・・・「自らの目標を達成するため、責任、権限及び相互関係を伴う独自の機能をもつ、個人又はグループ」
(注1以下略)

文書化した情報(documented information)・・・「組織が管理し、維持するよう要求されている情報、及びそれが含まれている媒体」
(注1以下略)

記録(record)・・・「達成した結果を記述した、又は実施した活動の証拠を提供する文書」
(注1以下略)


規格(標準)の世界の用語では「記録」は「文書」の一部である。

ISO8402:1986はまだ参照できていないので、次回はこれについてを考えている。

recordor(deponentia)に関するメモ

06 金曜日 12月 2019

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4月からラテン語を学習中だ。使っているテキストは、Etsuji Matsumoto, LINGVA LATINA。
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I002704254-00

全24課で、ようやく23課までたどり着いた。時、法、人称すべての形を持っていない、不完全動詞として、まずmemini(憶えている)が取り上げられている。

「メメント・モリ」の「メメント」の部分はこのmemini(発音はメミニ)の命令法単数です。
https://www.latin-is-simple.com/en/vocabulary/verb/7057/?h=memento

この動詞は現在のことを表すには、通常の動詞の完了語尾を、未完了には過去完了の語尾を、未来には未来完了の語尾を用いる。過去を表すことができない。
https://www.latin-is-simple.com/en/vocabulary/verb/7057/?h=memini

過去を表す方法としてテキストは次のように記している。(94頁)

「過去の意味を表すには recordatus, sum, eram(<recordor)を用いる. 又は mihi venit in mentem.)」

Mihi venit in mentem. は「私の心の中に来ました」の意味。

recordorはデポネンシアと呼ばれる動詞の一つで、「形(活用)は受動態と同じく」「意味は能動」という性質を持つ。

recordorの活用
https://www.latin-is-simple.com/en/vocabulary/verb/5946/?h=recordor

ラテン語やロマンス語系の言葉では、英語のdocumentやarchiveと親戚と思われる単語を目にすることがあるけれども、recordの親戚に(見た目)思われる単語に出くわしたことがなかった。なので、meminiの説明で、recordorが登場した時は「おぉっ!」と思わず小さく叫んだ。意味は上のリンク先にあるように、

to think over
to call mind
to remember

「思い出す」「想起する」といったところ。

『英語語源辞典』https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002847394-00
のrecordの項には

「(O)F recorder……// L recordari ← RE- (A) +cord-, cor (’HEART’)」とある。

国立公文書館「アーキビスト養成・認証制度調査報告書」(2019年11月)

23 土曜日 11月 2019

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タグ

アーカイブズ, アーキビスト, NA, NAJ, 公文書管理, 国立公文書館

独立行政法人国立公文書館が「アーキビスト養成・認証制度調査報告書」を公開しました。
http://www.archives.go.jp/about/report/pdf/archivist_report_R01.pdf

アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリア、韓国、中国(参考)におけるアーキビストの養成と認証制度に関わる詳細な報告です。アーカイブズ関係者のみならず、文化機関の人材養成や専門職制度に関心のある方々には広く参考となるレポートです。

アーキビスト養成・認証制度
調査報告書
令和元年(2019)11 月
独立行政法人 国立公文書館

http://www.archives.go.jp/about/report/pdf/archivist_report_R01.pdf

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨

【目次】

Ⅰ 日本におけるアーキビスト養成・認証制度

1 日本におけるアーキビスト養成
1.1 高等教育機関における養成
1.2 その他の機関における養成

2 日本におけるアーキビスト関連認証・資格制
2.1 関連認証・資格制度
2.2 参考となる資格制度

Ⅱ 諸外国におけるアーキビスト養成・認証制度
1 アメリカ
2 イギリス
3 フランス
4 オーストラリア
5 韓国

(参考)
6 中国 ……………………………….

資料 日本における既存のアーキビスト等養成・認証制度

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
【執筆者】
アメリカ : 坂口貴弘(創価大学講師)
イギリス : 白川栄美(日本アーカイブズ学会役員)
フランス : 岡崎敦 (九州大学大学院教授)
オーストラリア : 森本祥子(東京大学文書館准教授)
韓国 : 元ナミ (京都大学大学文書館助教)

(参考) 中国 : 大澤武彦(国立公文書館公文書専門官)

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
【編集】
独立行政法人国立公文書館統括公文書専門官室(人材育成担当)

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨

イエズス会聖三木図書館OPAC

21 月曜日 10月 2019

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https://seimiki.opac.jp/opac/Top

東京四ツ谷にあるキリスト教の専門図書館聖三木図書館のOPAC(オンライン蔵書目録)が公開されています。同館の館報『みき』第7号(2019年7月31日)に「蔵書検索サービス開始 九月より聖三木図書館のホームページから聖三木図書館の蔵書検索ができるようになります」という予告がありました。今日、すでにサービスが開始されているのを確認しました。

https://seimiki.opac.jp/opac/Top

聖三木図書館ホームページ
http://www.jesuits.or.jp/~j_seimikibun/

聖三木図書館フェイスブックページhttps://www.facebook.com/%E8%81%96%E4%B8%89%E6%9C%A8%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8-109279983121068/

「実務セミナー 資料管理の現場でデジタルアーカイブを位置付ける」メモ(2019年6月22日)

23 日曜日 6月 2019

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非会員でも参加可能だったので、社会・労働関係資料センター連絡協議会と東京大学経済学部資料室共催の表記のセミナーに参加してみました。
https://sites.google.com/site/rodoshiryokyo/sokai/semina

プログラムはリンク先にあります。講義3つと見学、ワークショップ、実習+質疑、という内容濃き3時間半でした。

●講義「デジタルアーカイブ入門:歴史と課題」
報告「エル・ライブラリーの事例から教訓を学ぶ 労働組合旗、労働史オーラルヒストリー、産業映画フィルムのデジタル化について」
講師:谷合佳代子(エル・ライブラリー〈大阪産業労働資料館〉館長)

●講義「東京大学経済学図書館の蔵書管理におけるデジタル化の位置づけ」
講師:矢野正隆(東京大学経済学部資料室助教)

●講義「東京大学経済学部資料室における撮影システム構築の考え方」
講師:小島浩之(東京大学経済学部資料室講師)

●見学「東京大学経済学部資料室の撮影室」

●ワークショップ「資料のデジタル撮影のポイントと注意点」
講師:岸剛史(東京大学経済学部資料室学術支援職員)

●実習+質疑「デジタル化のプロセスについて参加者と考える」
講師:矢野正隆(東京大学経済学部資料室助教)

以下、特に注目した部分の簡単なメモです。

東京大学経済学部資料室ではデジタル化の目的は、「保存管理(preservation)の一環としてのデジタル画像作成」。所蔵資料のうち「貴重」資料は「利用のための代替物作成」のためにデジタル化、「一般」資料の場合は、「保存のための代替物作成(代替保存)」のためにデジタル化する(この部分は矢野先生のお話)。

過去様々な資料デジタル化の取り組みを経て、現在資料のデジタル化は外注ではなく内製しています。どうしてこの仕組みで行くことにしたのか、という点について、以下は小島先生のお話の一部です。

講義によると、資料保存のための教育は誰も受けていない。デジタル化のための写真撮影についても、同様の問題がある。デジタル化の撮影とは、資料所蔵機関からすると、修正などをほどこされない、現物のありのままのデジタル代替品を作成することが目的。でも、実は日本での写真撮影に関わる教育は、ずっと芸術作品(著作権が生じる)撮影の教育しか行われてこなかった。そこに流れる価値観は「写真はキレイであるべき」という価値観。どの業者さんも同じ。

入札を行う場合は、価格を下げるために人件費を下げる、これによって撮影のクオリティ、デジタル代替品のクオリティが下がる。色々大変な目にあった(例えば納品された正副2setのデジタル画像数と原本の画像数が合わないとか)。

様々な試行錯誤(?という言葉は使っておられませんでしたが)の末、ブックショットという資料撮影機材を導入を決めた。ただし、求める品質の画像を得るために色々工夫した。さらに、岸さん、前任者タケウチさんという写真撮影の専門家(岸さんは芸術学部出身)に学術支援職員としてチームに加わってもらい、東大経済学部資料室のニーズと目的(保存管理の一環としてのデジタル画像作成)という考え方を共有し、ワークフローを整えて、現在の資料室における撮影システムを構築した。

きっちり頼れる体系的な理論・方法・知識・・・が存在しない。なので、自分たちはデファクト・スタンダードを作っていくつもりである。「何を残すのか」「何を撮りたいのか」が大切。これによってデジタル化の考え方や方法が変わってくる。

以上のようなお話でした。

利用(とくに学術利用、と私は理解しましたが)可能な品質を備えたデジタル化画像を作成できる人的な能力・リソースは限られており、過去潤沢なデジタル化予算が付き短期間で大規模デジタル化が行われたことがあったが、その品質、持続性については精査しなければならない、という趣旨のお話も大変参考になりました。

 

 

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