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数年前、ソーシャルメディアを通じて知り合いになった医学史・医療史の研究者の方々が、たいへん熱心に医学・医療関係のアーカイブズに関わっておられるのを知りました。その後、日本アーカイブズ学会の2013年度研究集会「医療をめぐるアーカイブズ」に参加し、実際に医学・医療関係のアーカイブズに関するお話をうかがいました。
その影響もあり、ロンドンでアーカイブズ機関訪問の機会があった際、医学専門のコレクションで有名なウェルカム・コレクションを(駆け足で)見学してきました。同コレクションはもともとは製薬関係の事業で成功したヘンリー・ウェルカム Sir Henry Wellcome が私財を投じて集めたコレクションです。起業家の社会貢献、公益法人経営(運営主体は Wellcome Trust)など、いろいろな意味で注目しています。
さて、『アーカイブズ学研究』21号で久保田明子さんが参加記を執筆されている「科学史・医学史とアーカイブズ/2014年度日本科学史学会生物学史分科会・夏の学校」の成果が『生物学史研究』91号(2014年11月発行)に[特集2]に掲載されています。目次は次の通りです。
同特集については廣川和花さんよりご教示いただきました。
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『生物学史研究』No.91 (2014年11月発行)
[特集2]
科学史・医学史とアーカイブズ(2014年度日本科学史学会生物学史分科会・夏の学校)
イントロダクション・・・・・・藤本大士
医学史資料のアーカイブズ化の課題と可能性・・・・・・廣川和花
医学史アーカイブズ活用の展望:ハンセン病関係アーカイブズを例として・・・・・・高野弘之
医学部図書館における医学史資料の保存と活用:「近代医学の黎明 デジタルアーカイブ」と展示会・・・・・・蒲生英博
戦前期東京の精神病院における〈症例誌〉の記録のダイナミズム・・・・・・鈴木晃仁
軍事医学とアーカイブズ・情報公開:旧日本軍陸軍病院病床日誌の事例から・・・・・・中村江里
国立精神・神経医療研究センターにおける歴史資料研究の進捗状況・・・・・・後藤基行・竹島正・中込和幸
看護学教育の歴史教材の保存と課題・・・・・・鈴木紀子
蘇州国医医院(1939-1941)の事例から考える中国医学・日本漢方の歴史資料の活用について・・・・・・大道寺慶子
中国科学史における文献の問題・・・・・・久保輝幸
学会・研究者団体のアーカイブズ:日本学術会議を手がかりに・・・・・・横田陽子
『生物学史研究』ページ





