企業史料協議会会員であるキム・ボヨンさんと清水ふさ子さんが、学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻修士課程修了のために提出された論文の目次をご紹介します。目次掲載にあたっては、著者のお二人の許諾をいただきました。論文は学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻事務室にて閲覧が可能とのことです。
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著者: 清水ふさ子
タイトル: 企業資料におけるアーカイブズの存在意義と国際標準による記述の試み─資生堂企業資料館の昭和期資料を事例として─
(学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻修士論文、2015年)
[目次]
序章 研究目的
第1節 はじめに
第2節 用語について
第3節 研究対象について─資生堂企業資料におけるアーカイブズ─
第4節 なぜ企業アーカイブズが必要か
第5節 先行研究について
第1章 資生堂における資料収集と文書管理について
第1節 歴史と変遷
第1項 日本初の西洋薬局成立と創業者福原有信
第2項 福原信三と松本昇による資生堂の発展
第3項 戦後の復興から高度経済成長
第4項 新しい生き方の提案へ
第2節 資生堂の資料収集の取り組みについて
第1項 資生堂の社史編纂について
第2項 社史編纂をきっかけとした資料収集、保存の流れ
第3項 企業文化部の誕生と企業資料館の設立
第4項 企業資料の収集基準について
第3節 資生堂の文書管理について
第1項 「社用文書ガイド」の制定について
第2項 「文書作成」から「情報セキュリティ」へ
第4節 小括
第2章 資生堂アーカイブズ資料の分析とそれにより得られる歴史像とコンテクスト
第1節 資生堂企業資料館収蔵資料の概要
第1項 収蔵資料の全体とその特徴
第2項 文書資料の概要とその特徴
第2節 「昭和資料」資料の整理と分析
第1項 資料整理の目的とその実施について
第2項 整理後のカテゴリについて
第3節 「企画部」設立とその背景についての考察
第1項 「企画部」設立の目的
第2項 「企画部」の役割について
第3項 「企画部」のその後について
第4節 商品資料「パール歯磨」をめぐるコンテクスト
第1項 資生堂における歯磨製品
第2項 「昭和資料」に残る「コリノス歯磨」製造計画
第3項 「コリノス歯磨」から「パール歯磨」へ
第4項 商品資料「パール歯磨」について
第5節 「福原信三」資料の整理と分析─ISAD(G)項目の適用─
第1項 「福原信三」の人物像について
第2項 資料整理の目的とその実施について
第3項 「福原信三」資料の構造と分析
第4項 福原信三をめぐるコンテクスト
第6節 小括
第3章 コンテクストを適切に表現する記述の試み─ICA国際標準を用いて─
第1節 国際標準記録史料記述一般原則:ISAD(G)によるアーカイブズ記述
第1項 国際標準記録史料記述一般原則:ISAD(G)概要
第2項 フォンドを「資生堂」とした場合の階層構造について
第3項 ISAD(G)によるフォンド記述「資生堂」
第4項 ISAD(G)による「福原信三」資料におけるシリーズからアイテム記述まで
第2節 アーカイブズの典拠レコード標準:ISSAR(CPF)による人物記述
第1項 アーカイブズの典拠レコード標準:ISSAR(CPF)概要
第2項 ISSAR(CPF)人物記述の試みと考察
第3節 オーストラリア「シリーズ・システム」による記述の試み
第1項 ISAD(G)における組織歴記述の問題点について
第2項 シリーズ・システム概要
第3項 ISAD(G)シリーズ記述とシリーズ・システム記述との比較
終章 まとめと結論
第1節 各章のまとめ
第2節 企業資料におけるアーカイブズ資料の役割と可能性
第3節 まとめにかえて
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アーカイブズ学専攻 学習院大学人文科学研究科へのリンク
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/arch/

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