タイトル:企業アーカイブズの理論と実践 初版発行:2013年11月5日 編者:企業史料協議会 発行所:丸善プラネット株式会社 発売所:丸善出版株式会社 ISBN:978-4-86345-176-6【理論編】 第1章 経営資源としてのアーカイブズ(松崎裕子) はじめに─アーカイブズなしに企業はグローバル化社会で生き残ることはできない 1 企業アーカイブズとは何か 1) アーカイブズとは何か 2) 組織アーカイブズと収集アーカイブズ 2 企業アーカイブズが持つ多様な価値 1) 信頼されるビジネスパートナーであるために 2) 紛争と摩擦を生き抜くために 3) 絶えざる改善と持続可能な発展のために 3 アーキビストなしにアーカイブズの効能は引き出せない 1) 企業アーキビストの基本的な業務 2) 「時の経過」と情報の開示・記録の公開 3) 企業アーキビストの倫理 おわりに 第2章 「記憶」がつくる企業文化─構築と活用─(上田和夫) はじめに 1 体制づくり 2 アーカイブズを構成するもの 1) 創業に関わる資料を集める 2) 過去資料を集める 3) 現用資料の収集を検討する 4) 資料をつくる(オーラルヒストリー) 5) グローバル・アーカイブズを見据える 3 ミクロコスモスからマクロコスモスへ 4 戦略的活用 5 企業アーカイブズの価値 第3章 社史編纂と企業アーカイブズ(橘川武郎) 1 はじめに 2 社史は意外に読まれている 3 社史の三つの役割 1) 広報(外へ向けての役割) 2) 教育(内へ向けての役割) 3) 学習(未来へ向けての役割) 4 「良い社史」の要件 1) 真実 2) ストーリー 3) 使いやすさ 5 「良い社史」の作り方 1) 社史編纂室のリーダーシップ 2) 執筆面での外部専門家の活用 3) 制作・編集面での外部専門家の活用 4) 編纂室・執筆者・制作者の真摯な意見交換 6 「良い社史」の使い方 1) デジタル化 2) データベースの作成 3) 社内研修での活用 7 社史編纂と企業アーカイブズとの関連 8 おわりに 第4章 機能としてのアーカイブズ─施設がなくても始められる─(森本祥子) はじめに 1 アーカイブズ機能論というアプローチ 2 アーカイブズ機能確立のために必要なこと 1) 戦略的に考え、取り組む意識 2) 具体的な戦略を持つこと 3) 組織として正式に位置付けること 4) 規則・規定類の整備 5) 資料保存の体制整備 3 文書管理とアーカイブズ管理との違い おわりに─機能の整備から施設の整備へ─ 第5章 デジタル文書と企業アーカイブズ ─担当一名、しかも兼任、それでも可能なアーカイブズ─(佐藤政則) 1 はじめに 2 デジタル文書ならば一人でもできる 3 基本的トレーニングの6ステップ 1) 社内文書の配置マップを作る─ステップⅠ 2) 主要トピックスの流れを知る─ステップⅡ 3) A群資料を確認する─ステップⅢ 4) B群資料を調べる─ステップⅣ 5) C群資料を使ってみる─ステップⅤ 6) 物品資料リストも必要です─ステップⅥ 4 人を育て、人が育つアーカイブズを 【実践編】 第6章 史資料の資源化(柚木俊弘) 1 受入れと収集 1) 収集のルール化 2) 収集する史資料の種類 3) 史資料や写真等の収集方法に関する留意点 2 評価選別 1) 重要な史資料とは? 2) 史資料の形態による選別 ☆ 3) 史資料の整理 i. 基本原則(3つの視点) ii. 段階的整理 iii. チェックリストの活用 iv. 史資料の分類 3 目録の作成 第7章 史資料の管理(野秋誠治) 1 史資料の管理 2 デジタルデータの管理 3 アーカイブズ部門の管理業務 第8章 情報発信とサービス提供(牛島康明) 1 社内での活用とサービス提供 1) 社史編纂後のダイジェスト版や外国語訳小冊子などの社内配布 2) 社員教育への活用 3) 公表資料作成のために社史情報提供 4) 社内向けイントラネットにアーカイブズ情報を集約し、活用可能にする 5) アーカイブズ専用ホームページの作成 6) アーカイブズ情報をテーマ別記事にまとめ定期的にWebで発信 7) 社宝の展示 8) 社内報へのアーカイブズ情報の定期的掲載 9) アーカイブズとしての「社内報」の活用 2 社外での活用とサービス提供 1) 社史を全国の図書館、博物館、関係先等に送付 2) 書籍、新聞などの出版物対応 3) 生活者からなどの問い合わせに対する対応 4) ホームページによる歴史コンテンツの情報発信 5) 法人の常設史料展示施設の設置および特別展の開設 6) 得意先の展示会等に史資料提供 7) 公共の博物館、図書館などでの展示会に史資料提供 第9章 社史の編纂プロセス(村井清) はじめに 1 社史編纂の主なプロセス 2 企画 3 資料収集 4 執筆 5 刊行 最後に─良い社史編纂に向けて 第10章 企業アーカイブズと著作権(伊藤真・平井祐希) 1 はじめに 2 著作権問題 1) 著作権とは 2) 著作権問題の整理の仕方・考え方の順序 3 著作物 1) 著作権の認められる著作物とは 2) 二次的著作物 3) 編集著作物 4 著作者 1) 著作者とは 2) 職務著作 3) 映画の著作物の著作者(第16条) 5 著作権 1) 著作者人格権と狭義の著作権 2) 著作者人格権 3) 狭義の著作権 i. 複製権(21条) ii. 公衆送信権等(23条) iii. その他問題となり得る著作権 6 著作権(狭義)の保護期間 7 著作権の制限 1) 著作物の制限規定の意味 2) 私的使用のための複製(30条) 3) 引用(32条) 4) 営利を目的としない上演等(38条) 5) 美術の著作物等の原作品の所有者による展示(45条) 6) 公開の美術の著作物等の利用(46条) 8 著作物の利用(契約) 9 著作権者不明の場合 10 パブリシティ権 11 商標権 12 まとめとして 第11章 組織・体制─企業アーカイブズ・アンケート調査結果を素材に─(松田正人) 1 組織・体制・アーカイブズ設置時期等 2 人材・スペース 3 担当部署の業務内容 4 史資料の収集・整理 5 編纂社史の活用等
企業史料協議会編『企業アーカイブズの理論と実践』目次
30 土曜日 11月 2013
