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~ Archives Studio 記録を活かす

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月別アーカイブ: 5月 2014

後藤真「アーカイブズからデジタル・アーカイブへ:『デジタルアーカイブ』とアーカイブズの邂逅」(2012年)目次

22 木曜日 5月 2014

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アーカイブズ, デジタルアーカイブ, デジタル・アーカイブズ

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ブログを読んでいただいた方から、「アーカイブズ」と「デジタルアーカイブ」の関係について、完結明瞭に、歴史的背景と歩み、課題が整理されている文献があります、とご教示いただきました。下記の文献です。

 

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著者:後藤真

タイトル:アーカイブズからデジタル・アーカイブへ:「デジタルアーカイブ」とアーカイブズの邂逅
(NPO知的資源イニシアティブ『アーカイブのつくりかた:構築と活用入門』勉誠出版、2012年、所収)

出版者ウェブページ:
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100175

 

[目次]

「デジタルアーカイブ」という語が生み出したもの

アーカイブズの「登場」

デジタルアーカイブとアーカイブズの「ねじれ」がもたらしたもの

アーカイブズとデジタル・アーカイブズの「邂逅」

アーカイブズの思想が作る「デジタル・アーカイブ」・デジタルが救う「アーカイブズ」

公開と非公開のデジタルデータ

見えている文化財がプレ文化資源を引き出す

深まるデジタル・アーカイブ 広がるアーカイブズ

**********************

先日目次をご紹介した『これからのアーキビスト』(NPO知的資源イニシアティブ編、勉誠出版、2014年)所収の「博物館・美術館にデジタル・アーキビストは必要か?」で、阿児雄之氏は後藤氏の次の部分を引用しています。

「デジタル・アーカイブには、単純なギャラリーではなく、文化資源とそのあり方に基礎づけられた、新たなアーカイブの形を模索すべきであろう。基礎のない、コンテンツが浮遊しただけのものをデジタル・アーカイブと銘打つのは、『歴史学なき歴史』のデジタル版を再生産し続けるだけにすぎない。アーカイブズに土台を持ったデジタル・アーカイブの作成が必要である」(後藤、114ページ)

この問題意識を受けて、阿児氏は、

「私は博物館・美術館にアーキビストならびにアーキビスト的役割は必要であると考えるが、デジタル・アーキビストという人物像を明確に描くことができない。加えて、後藤氏も述べられているが、単なる文化資源をデジタル化したコンテンツをデジタル・アーカイブと呼び、それに従事する人材がデジタル・アーキビストであると社会に認識されてしまうと、アーキビストの土台なきデジタル・アーキビストが登場してしまう危険性も孕んでいる」(阿児、22ページ)

と述べて、「デジタルアーカイブ」を進める中で、「アーキビストの土台なきデジタル・アーキビスト」登場を懸念しています。阿児氏は結論部分で、

「博物館・美術館におけるデジタル・アーキビストとは、あくまでもアーキビストに包含される概念であり」(阿児、29ページ)との考えを示しています。

「これからのアーキビスト」は、「アーカイブズ」とそれを扱う「アーキビスト」の職務を土台にしたもの、という考え方に私も共感をおぼえます。

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NARA(アメリカ国立公文書記録管理局)は「アーカイブズ」をどのように説明しているか?

20 火曜日 5月 2014

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archives, NARA, proof

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NARA(アメリカ国立公文書記録管理局)のホームページの中では、「アーカイブズ」を次のように説明しています。

http://www.archives.gov/about/info/whats-an-archives.html

家族のアーカイブズであれ、国のアーカイブズであれ、
・ある出来事が起こった証明(proof)になる事項(items)を残しておく。
・個人的な理由によるものであろうと、金銭上の理由によるものであろうと、あるいは感情的な理由によるものであろうと、あることがいかに生じたのかを説明する。
・2か所以上の場所にあるかもしれない。

Both a family’s archives and the nation’s archives
-save items to serve as proof that an event occurred;
-explain how something happened, whether for personal, financial, or sentimental reasons;
-may be located in more than one place.

http://www.archives.gov/about/info/whats-an-archives.html

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アーカイブズ目録記述例としてのNDL(国立国会図書館)の階層構造の考え方

20 火曜日 5月 2014

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シリーズシステム, フォンド, 目録, 階層構造, 記述, NDL, 国立国会図書館

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NPO知的資源イニシアティブ『これからのアーキビスト:デジタル時代の人材育成入門』(2014年)目次ご紹介の際、組織の目録記述の例として上げた国立国会図書館(NDL)の階層構造に関して、ご意見をいただきました。

私はNDL全体を「スーパーフォンド」に設定しました。いただいたご意見では、

「スーパーフォンドに関する単一の定義はないけれども、シンプルな階層構造では解決できない場合に便宜的に使うものという感じがするので、今回の事例のように、シンプルにNDLという単一の組織の話であれば、フォンドでいけると思います。フォンドがNDL、部がサブフォンド、課がサブ・サブ・フォンド、でいいのではないでしょうか」

ということでした。つまり下のような階層構造となります。

NDLフォンド再考

アーカイブズの目録記述方法には「シリーズ・システム」という考え方もあります。シリーズ・システムについては下のtogetterを参照してください。
http://togetter.com/li/89658

NPO知的資源イニシアティブ『これからのアーキビスト:デジタル時代の人材育成入門』(2014年)目次

19 月曜日 5月 2014

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アーカイブ, アーカイブズ, アーキビスト, evidence, 証拠, NPO知的資源イニシアティブ, 勉誠出版

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アーカイブズの普及・振興に取り組んでいる立場からは、アーカイブズやアーキビストに関する出版物が増えるのは喜ぶべきことであるとつねづね感じています。最近、『これからのアーキビスト』という文献をご恵贈いただきました。そこで目次を紹介し、合わせて気づいたこと、感じたことを記しておきます。

[書誌情報]

タイトル:これからのアーキビスト:デジタル時代の人材育成入門
編著者:NPO知的資源イニシアティブ
出版者:勉誠出版
価格:2,700円 (本体2,500円)
刊行年月:2014年4月
ISBN:978-4-585-20028-4
出版者ページ:
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100331

 

[目次]

まえがき 岡本真

01 アーキビストの役割と課題
日本のアーキビストの現状と問題点 毛塚万里
博物館・美術館にデジタル・アーキビストは必要か? 阿児雄之
日本近現代政治史料とアーキビスト:収集アーカイブの視点から 鈴木宏宗
interview アートをアーカイブする:NPO法人アート&ソサイエティ研究センターの視点 工藤安代・清水裕子・井出竜郎

02 アーキビストの現場
情報通信文化資料の収集・継承とデジタル化:逓信総合博物館から新博物館設立に向けて 本間与之
公立図書館におけるアーキビスト的役割:小平市立図書館を事例として 蛭田廣一
写真のアーカイブ:高知県立美術館石元泰博フォトセンターの活動から 植田憲司
歴史資料:市史編纂事業の現場から 松岡弘之
企業において求められるアーキビストの役割 朝日崇
「リブヨ」によるデジタルアーカイブ リブヨ
アーカイブズ関連情報の収集と発信 坂口貴弘
interview 「自宅ミュージアム」という新たな出会いの場:少女まんが館の試み 大井夏代・中野純

03 デジタル化とアーキビストの養成
多元的デジタルアーカイブズと記憶のコミュニティ 渡邉英徳
新しい養成制度とそれにふさわしい新たな職場開拓 谷口知司
デジタルアーカイヴィングの担い手:新しい文化資源専門職の養成 佐々木秀彦
interview 「地域アーカイブ」と「震災アーカイブ」:NPO法人20世紀アーカイブ仙台の挑戦 佐藤正実

〈これからのアーキビスト〉に求められる資質と環境:総論にかえて 高野明彦

あとがき 柳与志夫

執筆者一覧

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[感想など]

■NPO法人知的資源イニシアティブ

「まえがき」によると、この本はNPO法人知的資源イニシアティブが出す3冊目の本だそうです。前2冊は、『デジタル文化遺産の活用:地域の記憶とアーカイブ』(2011年)、『アーカイブのつくりかた:構築と活用入門』(2012年)。今度の本が『これからのアーキビスト:デジタル時代の人材育成入門』ですから、一貫してアーカイブ(ズ)に関連した本の出版を行ってきていると言えます。

本の内容の感想の前に、NPO法人知的資源イニシアティブについて調べてみました。
http://www.iri-net.org/

組織のページを見てみると、2013年4月1日現在の役員構成は、代表理事: 高山正也、理事:杉本重雄、伊藤隆彦、岡本明、常世田良、監事: 小野田美都江、事務局長: 黒田久美子、ということです。前国立公文書館長をはじめ、お目にかかったことのある方が何人かいました。http://www.iri-net.org/about/org.html

東京ボランティア・市民活動センターの法人検索結果が定款の内容を簡潔にまとめてくれています。
http://www.tvac.or.jp/eh/each.cgi?id=9879#

「この法人は、広く一般市民を対象として、意見交換や議論を行うためのフォーラムを開催するなどの知的情報資源(図書、雑誌、辞典類、データベース、インターネット情報源など)の整備・活用に関する調査研究事業、図書館等の設置者や運営者に対して助言を行う知的情報施設の設置・運営に関する支援事業、パンフレットの作成や配布、ホームページの開設などの知的情報資源の整備・活用に関する啓発事業を行う。

これらの活動により、知的情報資源の構築とそれを利用した知的サービスの普及、発展、向上に必要な施策や提案を、関係者及び広く社会に提案し、実現していくことによって、知的サービスを基盤とする、創造的で活力あふれる社会の確立に寄与することを目的とする。 」

東京都による認証年月日は2003年7月10日。

理事の岡本さんはこちらの会社の方ですね。
http://www.jugemu-tech.co.jp/about/index.html

会社概要によると同社の設立は2001年12月6日です。
http://www.jugemu-tech.co.jp/about/index2.html#01

NPO法人知的資源イニシアティブはこちらの会社のお隣さんですね。
http://www.jugemu-tech.co.jp/about/map.html
http://www.tvac.or.jp/eh/each.cgi?id=9879#

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■アーカイブズとは?

私はこれまで、企業を主な対象としてアーカイブズの普及・振興に取り組んできました。言うまでもなく、普及・振興のためには、「アーカイブズとは何か」、「なぜアーカイブズは必要なのか」、「アーカイブズの意義とは何か」、「アーカイブズがあるとどんなよいことがあるのか」(組織の中のアーカイブズ部署に異動してくる人すべてが希望して異動してくるわけではありません)、「アーキビストとはどのような仕事をする人たちであるのか」…をまず理解してもらわねばなりません。頭で理解してもらったら、次には「やってみよう」、「やってみたい」という意欲を感じてもらう必要があります。さらに、実際の仕事の中でさまざまな成果を生み出してもらえたら、「普及・振興」がある程度達成された、と言えるでしょう。私のこれまでの活動がどこまで到達しているか分かりませんが、関連する経験を交えながら、本書の感想を述べたいと思います。

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この本には3つのインタビューと14の個別論考、「まえがき」、「総論にかえて」、「あとがき」から成ります。全体を読んでみて読者は「アーカイブズってなんだろう」、「(これからの)アーキビストってどんなことをする人たちなのか」、という疑問に対してくっきりとした答えを得ることができたでしょうか。「まえがき」には、

「実に多様な実践者たちによる論考は、実は個々には見解に相違があると思える点もあるだろう。だが、それこそが近年の日本におけるアーカイブの展開の広がりを示すものだろう」(iiページ、太字強調は松崎による)

とあります。結びにあたる「〈これからのアーキビスト〉に求められる資質と環境:総論にかえて」では、

「本書が扱うアーキビストという職業や職能は、まだ社会一般に浸透したとはいいがたく、完全に市民権を得たことばではないために、その解釈や内容も多岐にわたっている。よって、総論として巻末に配される本論考では、個々の論文について寸評を加えていくというスタイルは避け・・・」(241ページ)

と述べられています。総論をまとめることが難しかったようです。

ICA(国際アーカイブズ評議会)の部会のひとつSBL(企業労働アーカイブズ部会)に関わっている立場から言うと、本書冒頭で毛塚万里氏が言及しているアーカイブズの説明は、国際標準に則った基本理解であると言えます。以下の部分です。

「資料となる情報資源の蓄積手法が、図書館や博物館は『収集』であるのに対し、アーカイブズ機関では『移管』を原則とする。またアーカイブズ機関 は、親組織と関係が親密であり、親組織の文書のライフサイクル全般にわたって一貫した管理を担う。文書の作成段階から関与し、永久保存すべき文書を確実に 残すしくみと、保存期間が満了となった不要文書を確実に廃棄するしくみをつくり、『組織(または機関)アーカイブズ』として機能する。これが、アーカイブ ズシステムの基本形であり、非現用となってから、親組織の文書を『収集』する姿は国際標準ではない」(4ページ)

ただ、限られた紙数のためでしょう、もう少し説明が必要ではないかと思いました。

例えば、朝日崇氏による「企業において求められるアーキビストの役割」の次の部分です。これは毛塚氏のアーカイブズに関する説明と密接に関連します。

朝日氏は「言葉の定義をきっ ちり押さえよう」(117ページ)といい、「デジタルアーカイブ」「デジタルアーキビスト」という言葉の意味に関して架空の会社員K氏に次のように語らせて います。

「デジタルアーカイブとは第一に、従来手書きなどで作られたアナログ文書や写真・絵画等、あるいは今となっては読み取り不能のデジタル文書のデジタル化を指す場合で、これを『ターンドデジタル(Turned Digital)』と呼ぶこと。
第二には、現在使用しているWord、Excelといったコンピュータソフトによって作成されたもの、あるいは電子メールやインターネット等いわば、生ま れながらのデジタル文書、いわゆる『ボーンデジタル(Born Digital)』のアーカイブ化を指す場合であること。
さらには、博物館の収蔵資料や国宝級の襖絵などをデジタル化してバーチャル空間を作り鑑賞してもらう仕組みなども、デジタルアーカイブというのだという。 アーカイブとは、組織体の活動の結果うみだされる資料を指す、と習ったばかりなので、これなどは『デジタルコレクション』ではないかと、ちょっと違和感を 覚えたが、学者ではないので、アーカイブという言葉が市民権を得られれば、自分の仕事にもいい影響があるだろう、と納得した」(117‐118ページ、太字強調は松崎による)

K氏のとまどいをどう考えたらよいのでしょうか?

ここで再び前述の「まえがき」に戻りましょう。

「実は個々には見解に相違があると思える点もあるだろう。だが、それこそが近年の日本におけるアーカイブの展開の広がりを示す」

そのように考えることも可能かもしれません。しかし、企業を主な対象としてアーカイブズの普及・振興に取り組んでいる私としては、このような疑問に対して丁寧に答えて行くことが、真にアーカイブズを(アナログであれデジタルであれ)、社会に根付かせるのに必要なのではないかと感じます。しっかりとしたアーカイブズに関する理解があってこそ、企業経営者をはじめとするステークホールダーはスタッフ、予算をアーカイブズに振り向けようと意思決定するものでしょう。

また、鈴木宏宗氏が「日本近現代政治史料とアーキビスト:収集アーカイブの視点から」の中で言及している「組織(機関)アーカイブズ」と「収集アーカイブズ」の区別も大切です。この2つのタイプのアーカイブズの区別をはっきり意識していないと、冒頭の毛塚氏の説明する「収集」と「移管」の違いも理解することが困難ではないでしょうか。編集者がどこまでこの点を意識しているのか気になりました。

本書は全体としてみるならば、多様な収集アーカイブズの事例集と言えます。このことは裏を返すと、組織(機関)アーカイブズに関する事例と説明が少ないということでもあります。さらにさきほどのK氏の疑問も、組織アーカイブズに関する説明が十分でないので、読者としてはどう判断してよいのか途方に暮れるほかないように思います。

そこで、以下ではかつて私が行った企業アーカイブズと企業アーキビストに関するお話で使ったスライドの一部を用いながら、本書が十分に紙数を割いていないと思われる点について、私なりの説明を試みたいと思います。そのことを通じて本書の価値について考えてみたいと思います。なお、理解を容易にするために、企業アーカイブズ・アーキビスト向けの言葉を、アーカイブズ・アーキビスト一般をさす言葉に置き換えています。またオリジナルのスライドでは「資料」「史料」の用語を使っているところがありますが、アーカイブズの特性を考えた場合「記録」がよりふさわしいと考え、そのように置き換えているところがあります。

◇参考ページ◇
企業史料協議会 第18回ビジネスアーキビスト研修講座 入門コース3日目 ②ビジネスアーカイブズ (2013年10月18日)
専門図書館協議会 第19回情報サービス研究会 「経営資源としてのアーカイブズ」 (2013年11月25日)
配布資料1「経営資源としてのアーカイブズ」
配布資料2「参考文献リスト」

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■継続的に保管される記録としてのアーカイブズ

まず、「アーカイブズ」には2つの意味があります。物理的な建物(「館」)と機能・プログラムを分ければ、3つの意味があるとも言えます。
(以下のスライドは、画像をクリックすると別ウィンドウで大きなサイズでご覧になれます。)

アーカイブズのふたつの意味

 

それでは、記録物としてのアーカイブズとはなんでしょうか。

アーカイブズとは「人間の日々の活動から生み出された記録物のなかで、継続的な価値を持つことから、長期にわたって保存維持管理されるもの」を指します。パリに本部を置く、アーカイブズに関する国際的専門団体である国際アーカイブズ評議会(略称ICA、1948年設立)は、「会議」を例にしてアーカイブズを説明しています。

コンテクストの共有

会議に伴う記録物には、議題、報告、関連資料、プレゼンテーション、発言内容や決定内容を記した議事録、場合によっては個人的なメモや、もしかしたら会議に参加するために利用した交通機関のチケットといったものが存在します。つまり、一つの会議から一連の文書が残されます。これらは、誰が、何を、どのように、なぜ、どこで、いつ行ったかに答えるための証拠となるものです。

 

証拠

これらは当座の業務・活動を行うために必要なもの(現用)ですが、時を経て、当座の業務・活動にはもはや直接必要でなくなったものも、違った意味で、後世の人々にとっては価値あるものとなるのです。もしかしたら何世紀も後の人々にとって価値がある可能性をも持つものなのです。

現用と非現用
このように、もはや当座の業務・活動には利用しない(非現用)けれども、過去の業務や活動を記録する性格を持ち、長期的・継続的な価値を持つ記録物としての資料がアーカイブズなのです。

 

 

毛塚氏がアーカイブズは、図書館や博物館が所蔵資料を「収集」するのとは異なり、親機関からの記録の「移管」を基本とする、それが国際標準である、と述べているのは下の図を参照すると理解しやすいかもしれません。親機関で現用から半現用になり、最後には業務に使われなくなった記録のうち、永続的に保管すべきものが、アーカイブズに「移管」されるのです。

記録のライフサイクル

 

以上の説明中でとくに留意してほしいのは、継続的保管価値を持つ記録としてのアーカイブズは、

指紋

指紋のようなものである、という点です。

それは、何かの行動・出来事を証拠づけるという性格を持つものです。アーカイブ(ズ)=歴史資料あるいは文化資源、という理解が日本では強いと思います。が、記録としてのアーカイブズがアーカイブズである理由はそれが何らかの行為や事柄を証明するエビデンスとしての価値をもっていることにあるのです。

私は最近諸外国のアーカイブズ専門職養成コースで利用されているテキストの中で「アーカイブズ」と「記録」がどのように定義されているのか調べてみました。少しずつ表現は異なるものの、ある組織(個人を含める場合もあります)がその活動や業務の過程で作成したり受け取って蓄積した記録のうち、永続的保管価値を持つものをアーカイブズと呼ぶ、という共通理解があります。このような記録の利用のされ方はさまざまであり得ます。しかし、重要なのは、記録は活動や業務を証明するものであるという理解の仕方です。

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■アーカイブズをどのように使えるものにするか?

そのような記録の集積としてのアーカイブズを使えるようにするにはどうしたらよいのでしょうか?

フォンドとシリーズ

アーカイブズでは、主題による分類といった手法をとりません。記録が作成されたコンテクストが分かるように整理されるのです。同じ出所(しゅっしょ、英語ではProvenance)ごとにまとめる、同じ出所の中では、あるファイリングシステムによってまとめられている記録の束を、シリーズとしてひとつの単位とする、といった考え方をとります。

フォンド

ここで国立国会図書館、という組織を例に、この組織の記録の分類を考えてみたいと思います。

 

国会図書館の場合はたいへん大きな組織ですので、この全体レベルをスーパーフォンドに設定し、その下位に位置する「総務部」、「調査及び立法考査局」、「収集書誌部」、「利用者サービス部」、「電子情報部」、「関西館」、「国際子ども図書館」をフォンドと分類上設定できるでしょう。ここでは「電子情報部」を例にとります。この部内には「電子情報企画課」、「電子情報流通課」、「電子情報サービス課」、「システム基盤課」があります。このレベルをサブフォンドと把握すると下の図のようになります。電子企画課が担当している「デジタル情報資源ラウンドテーブル」の全体事務局、という業務がひとつのシリーズを構成し、このシリーズの中にいくつかのファイルが含まれると考えることができるでしょう。

国会図書館asスーパーフォンド
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■アーキビストの仕事と人材養成について

以上述べてきたことが組織(機関)アーカイブズの基本です。収集アーカイブズとは、記録を作成した母体から切り離されたアーカイブズを収集・管理・公開・提供するさまざまな機関(図書館や博物館、美術館、その他個人や団体が運営するもの)を指します。

それではアーキビストはどのような仕事をするのでしょうか。またどのようなことを知っている必要があるのでしょうか。

下の図は、アーカイブズに記録が移管(収集アーカイブズの場合は収集)されてから、利用者がアーカイブズを利用できるようにするために、アーキビストが行うべき基本業務をまとめたものです。

本書『これからのアーキビスト:デジタル時代の人材育成入門』の毛塚氏の論考10~12ページの「表2 アーカイブズに関する専門的業務の基準」と「表3 アーカイブズ学に関する専門科目の履修要件」を併せて読んでいただければ、アーキビストはどのような知識と技術を持っていなくてはいけないのかが理解できると思います。

アーキビストの基本業務

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■「デジタル」であることの意味

アーキビストが紙の記録だけを扱う時代はとっくに過ぎ去りました。紙の他にデジタルファイル、デジタルオブジェクト、デジタルデータ・・・デジタルな対象を扱う必要があります。そのためデジタル技術に関わる知識、デジタルな複製物を扱うことに伴う法律的知識など、デジタル媒体の長期保存方法など、紙の時代以上に多くの学ぶべきことがあるのは明らかです。

しかし、そのことがアーキビストの業務を根本的に変えてしまったのでしょうか。わたしはデジタル化がアーキビストの業務を根本的に変えたとは考えていません。上の図に示した基本業務は、紙であろうとデジタル記録であろうと対処しなくてはいけない一連の業務であると思います。大切なのは、適宜新たな知識を獲得しながら、必要とあれば外部のスペシャリスト(個人、企業、グループなど)と協力していくことではないでしょうか。

紙とデジタル

デジタル技術によって、記録の活用の仕方が劇的に多様化し、情報発信・情報共有も格段に容易になったと思います。その利点をうまく活用し、アーカイブズを社会に(組織アーカイブズの場合は、親組織の業務や活動に)役立てていくことこそ、アーカイブズの設立(スタート)、運営の目的でしょう。
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■K氏の疑問は?

K氏の疑問への回答は、、、私ならば、もしそのデジタルなオブジェクトの集まりが、何の記録性(証拠性)も持たないならば、「デジタルアーカイブ(ズ)」とは呼びません。しかし、現在の風潮は、「アーカイブ(ズ)」と命名することがある種の価値を生み出している(ブランド価値のようなもの?)にも見受けられます。

なお、企業アーカイブズに関しては企業史料協議会編『企業アーカイブズの理論と実践』(2013年)が現時点では日本語で読める最も詳しい文献です。企業のアーカイブズに関心を持つ方々におすすめします。
http://www.baa.gr.jp/kankobutu.asp?NoteAID=32

『企 業アーカイブズの理論と実践』では、デジタル社内文書(ボーンデジタル文書)を対象にした企業アーカイブズの基本について「第5章 デジタル文書と企業 アーカイブズ」で、社内資料のデジタル化とその管理については「第6章 史資料の資源化」「第7章 史資料の管理」を中心に、デジタル化された社内資料の 活用については「第8章 情報発信とサービス提供」を中心に説明しています。

 

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■組織アーカイブズの秘訣…「アーカイブ体質になろう」 /  収集アーカイブズのサステナビリティ

さて本書『これからのアーキビスト:デジタル時代の人材育成入門』を組織(機関)アーカイブズと収集アーカイブズという区分で振り返ってみると、

毛塚万里氏「日本のアーキビストの現状と問題点」、
朝日崇氏「企業において求められるアーキビストの役割」、
リブヨ氏 「リブヨ」によるデジタルアーカイブ」、
坂口貴弘氏「アーカイブズ関連情報の収集と発信」、
工藤安代・清水裕子・井出竜郎各氏「interview アートをアーカイブする:NPO法人アート&ソサイエティ研究センターの視点」

がいわゆる組織アーカイブズ的な観点からの論考と言えます。リブヨ氏や坂口氏の活動は、組織としての業務や活動ではないのですが、個人の仕事の記録の集積といえるもので、わたしは組織(機関)アーカイブズ的なものとしてとらえたいと思います。

このほかの論考は、収集アーカイブズの多様な事例、あるいは収集アーカイブズに関する新しい考え方に関するものと言えるでしょう。さきほどのアーキビストの基本業務との関係でいえば、収集アーカイブズの新たな取り組み事例や考え方を知ることによって、アーキビストは新たに獲得すべき知識やスキルについてのヒントを得ることができるのではないかと思います。

私としては本書には、政府、自治体、企業、各種団体、学校などの組織アーカイブズの事例と理論的考察に関する論考がもう少し欲しかったと思います。そのような思いを抱きつつも、この本を読んで非常に啓発されたが、「interview アートをアーカイブする:NPO法人アート&ソサイエティ研究センターの視点」です。インタビューでは、「種は船 in 舞鶴」というアートプロジェクトの記録を保存する試みを通じて、「写真や映像は残りやすいが事務局が持つ資料がなくなりやすい」、「資料を作る段階で公開可能か、非公開にするのかチェックをいれてもらう」、「記録管理のルール化の必要」といった具体的な発見が語られています。「アーカイブ体質になろう」がアートプロジェクト中のメンバーの合言葉になったそうです。少数の担当者(アーキビストやレコードマネージャー)だけが記録を残そう、と思ってもアーカイブズはうまくいきません。メンバーそれぞれが、記録の管理、アーカイブズの保存の大切さを理解することが組織アーカイブズ運営の秘訣だと感じました。

このような視点がプロジェクトにもたらされた理由のひとつには、本書では触れられていませんが、伝統的なアーカイブズ学を学んだ記録管理の専門家が関わっていることも指摘しておきたいと思います。

http://www.rmsj.jp/app/download/7549776490/2014_taikai_program_0413.pdf?t=1399597960 (PDF)
※記録管理学会2014年度大会研究発表5月24日 齋藤柳子「アートプロジェクトにおける記録管理の仕組み」
(この研究発表の対象は、公益財団法人東京都歴史文化財団の傘下の東京文化発信プロジェクト室とNPO法人アート&ソサイエティ研究センターの共催による「種は船」という2012年に行ったアートプロジェクト(舞鶴~新潟までの航海記録)。アーティストの代表は東京芸術大学教授 日比野克彦氏。齋藤柳子氏は同プロジェクトの記録管理プログラムの監修者)

他の二つのインタビュー

大井夏代・中野純各氏「interview 『自宅ミュージアム』という新たな出会いの場:少女まんが館の試み」
佐藤正実氏「interview 『地域アーカイブ』と『震災アーカイブ』:NPO法人20世紀アーカイブ仙台の挑戦」

は収集アーカイブズを長く続けるために心がけている点が印象に残りました。少女まんが館の場合は「無理をしない」、NPO法人20世紀アーカイブ仙台の場合はアーカイブズを丁寧に「編集」することによって、後世に役立つようにする点がとりわけ重要であるということです。

※本節では、組織アーカイブズ的な取り組み以外の事例に関して、厳密に言うならばコレクションと呼ぶ方が適切と思われる事例も便宜的に「収集アーカイブズ」とみなしています。収集によるコレクションをどう呼ぶべきかについては、基本的には「自称」(当事者による命名)を尊重すべきなのではないかと考えます。

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2つほど大切な部分に誤記(と思われます)がありました。増刷時には訂正を期待します。誤った情報が伝えられてしまうことは困ります。、大切な部分に誤記があると、記述全体に対する信頼性が損なわれてしまうでしょう。

[1] ivページ
(誤) 福島幸弘(ふくしま・ゆきひろ)京都府立総合資料館
(正) 福島幸宏(ふくしま・ゆきひろ)京都府立総合資料館
http://researchmap.jp/fukusima-y/

[2] 213ページ
表「高度文化資源専門職の資質」のArchivesの項目に4か所「アーカイブズ権利研究」とありますが、「平成25年度アーカイブズ・カレッジ長期コース科目より」という記述からすると、正しくは「アーカイブズ管理研究」と思われます。
(誤)アーカイブズ権利研究
(正)アーカイブズ管理研究

クリックしてH25a_youkou.pdfにアクセス

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「アーカイブズ」とは?「記録」とは?

17 土曜日 5月 2014

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諸外国でアーキビストとして働くための専門職教育を受けている人たちは、「アーカイブズ」をどのようなものとして学んでいるのでしょうか。アーカイブズ archives、記録 record(s) がどのように定義されているのかをまとめてみました。(アーカイブズの定義には、記録資料そのもののほかに、機関や建物という意味もありますが、それらはすべて省略します)

 

■ローラ・A・ミラー『アーカイブズ:原則と実践』(2010年)

アーカイブズ:「個人、家族、組織、政府、あるいはその他の公的私的な実在物が日々の仕事や生活の中で作成し、受け取り、利用し、保管する記録資料であり、活動や事件の証拠と情報として永続的に保存する価値をもつもの」

Archives: Documentary materials created, received, used and kept by a person, family, organization, government or other public or private entity in the conduct of their daily work and life and preserved because they contain enduring value as evidence of and information about activities and events. Laura A. Millar, Archives: principles and practices, 2010, p.260.

 

■エリザベス・シェパード&ジェフリー・ヨー『記録を管理する:原則と実務のハンドブック』(2003年)

アーカイブズ:「アーカイブズという言葉は一般には、補助的な保管場所に引き渡された古い書類やコンピュータのファイルに言及するのに使われる。時にはアーカイブズと記録は同義語として使われてきた。アーカイブズはまた研究目的のために保存されている記録とみなされる。しかし、記録管理の言葉としては、アーカイブズは、長期的な価値を持つと認識されているあらゆる記録として定義されうる」

Archives: The word archives is popularly used to refer to older papers or computer files that have been consigned to secondary storage. Sometimes archives and records have been used as synonyms. Archives are also perceived as records kept for research purposes. However, in records management terms, archives may be defined as any records that are recognized as having long-term value. Elizabeth Shepherd, Geoffrey Yeo, Managing records: a handbook of principles and practice, 2003, p.5.

記録:「元来、記録とは法律用語であった。すなわち記録とは裁判所に保存され、裁判所によって完結した行為の真正なる証拠として受け入れられた書き物であった。現在は記録はもっと幅広い意味があり、本書の中ではある活動が記録された証拠を意味するものとして使われる。
記録とはその物理的な形式、保存媒体、古さ、保存のために取っておかれたという事実によっては定義されない。それは単純に記録された情報のひとつの形態というのでもない。記録の本質的特徴とは、それがある特定の活動の証拠を提供するということである」

Record: Originally record was a legal term: records were writings preserved in courts of law and accepted by them as authentic testimony of a completed action. Now it has wider connotations, and in this book the word record is used to mean any recorded evidence of an activity.
A record is not defined by its physical format or storage medium, its age, or the fact that it has been set aside for preservation. Nor is it simply a form of recorded information. The essential characteristic of a record is that it provides evidence of some specific activity. Managing records, p. 2.

 

■チェ・ジョンテ『記録学概論:An Introduction to Archival Studies』増補改訂版(2006年)

「記録の生産は人間だけが持つ固有の行為として、個人であれ団体であれ、政府機関のどこででも行われる。このような公、私間の活動過程で生産された記録物の中には生産されるや否やすぐに消滅するものがあり、一時的または永続的に価値があり保存されるものもある。ここでは、保存価値があり、保存機関で保存される資料を『アーカイブズ』と言う」

기록(record)의 생산은 인간만이 가지는 고유한 행위로서, 개인이나 단체, 정부기관 어느 곳에서도 수행된다. 이러한 공, 사간 활동과정에서 생산된 기록물 중에는 생산되자마자 즉시 소멸되는 것이 있고, 한시적 또는 영구적으로 가치가 있어 보존되는 것도 있다. 여기에서 보존가치가 있어 보존기관에 보존하는 자료를 ‘아카이브스(archives)’ 라고 한다. 최정태『기록학개론(記録学概論)』, 2006, p.23.

 

 

■キャロライン・ウィリアムズ『アーカイブズを管理する:基礎、原則、実践』(2006年)

記録:「業務または私的な活動の部分として作成され、または収受し保存されている、記録された情報」

アーカイブズ:「永続的な価値を持つ記録」

Records: Recorded information, created or received and maintained as part of a business or personal activity

Archives: Records with continuing value. Caroline Williams, Managing Archives: Foundations, Principles and Practice, 2006, p.15.

 

■オーストラリア・アーキビスト協会『キーピング・アーカイブズ』第3版(2008年)

アーカイブズ:「法的、管理的、財政的、または歴史的研究目的のための継続的価値を基礎として、無期限の保有のために選別された組織または個人の記録」

Records: (R)ecords of organisations and individuals that have been selected for indefinite retention on the basis of their continuing value for legal, administrative, financial or historical research purposes. Australian Society of Archivists, Keeping archives, 2008, p.633.

 

■ICA(国際アーカイブズ評議会)ハンドブックシリーズ第7巻『アーカイブズ用語辞典』(1988年)

アーカイブズ:「アーカイブズ的な価値によって、その作成に責任を負う機関、その継承機関、または適切なアーカイブズ機関によって、選別後または選別なしに保存されている非現用記録」

Archives: Non-current records preserved, with or without selection, by those responsible for their creation or by their successors in function for their own use or by an appropriate archives because of their archival value. Peter Walne (ed.), Dictionary of Archival Terminology, 2nd revised edition, K.G.Saur, 1988, p.22.

記録:「法的義務の履行または業務処理において、局、機関、組織または個人によって作成され、収受され、保持される記録された情報(文書)でその形態や媒体は問わない」

Record(s): Recorded information (document(s)) regardless of form or medium created, received and maintained by an agency, institution, organisation or individual in pursuance of its legal obligations or in the transaction of business. Dictionary of Archival Terminology, p.128.

 

■ISO 15489: 2001(2001年)

記録:「法的義務の履行または業務処理において、組織または個人によって、証拠または情報として作成され、収受され、保持される情報」

Records: Information created, received and maintained as evidence and information by an organisation or person, in pursuance of legal obligations or in the transaction of business.

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オーストラリア・アーキビスト協会『キーピング・アーカイブズ』第3版(2008年)目次

16 金曜日 5月 2014

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日本で初めて大学院レベルのアーカイブズ学専攻を設けた(2008年)学習院大学で用いられているテキストです。初版が1987年、第2版が1993年に出版され、2008年に第3版が刊行されています。

http://syllabus.gakushuin.ac.jp/kougi2014/syllabus/20142063B000100100-000.html
http://syllabus.gakushuin.ac.jp/kougi2014/syllabus/20142063B005200200-000.html

本書は総ページ数648ページ、CDが1枚添付されています。CDの中身は新人アーキビストのための各種書式サンプル、各種のポリシーと手順の事例、チェックリスト集、その他です。全体の目次に続いて、第1章の詳細目次もメモしておきます。アーキビストが最初に何を学ぶのかを確認しておきたいと思います。

[書誌情報]
タイトル:キーピング・アーカイブズ
英文タイトル:Keeping archives
編著者名:ジャッキー・ベッティントン他
編著者名原文:Jackie Bettington, et al.
出版者:Australian Society of Archivists
出版年:2008年
ISBN:9780980335248 (hardback)  0980335248 (paperback)
出版者ページ:https://www.archivists.org.au/shop/f/Product/71/1/

[目次]

謝辞 Acknowledgements 5

序文 Preface 7

■第1部 はじめる Getting started 9
第1章 アーカイブズとは何か?アーカイブズ・プログラムとは何か? What are archives & archival programs? 11
第2章 組織化する Getting organised 29
第3章 建物と保管庫 Buildings & storage 61
第4章 保存 Preservation 87

■第2部 アーカイブズを管理する Managing the archives 135
第5章 評価と処分 Appraisal & disposal 137
第6章 取得 Acquisition 207
第7章 登録 Accessioning 226
第8章 整理と記述 Arrangement & description 252
第9章 記録を充実させる Enriching the record: documentation programs 292
第10章 コンピュータを利用する Using computers 321

■第3部 アーカイブズを普及する Promoting the archives 349
第11章 アクセスとレファレンス・サービス Access & reference services 351
第12章 目録 Finding aids 379
第13章 デジタル化と画像化 Digitisation & imaging 402
第14章 アドボカシ―とアウトリーチ Advocacy & outreach 435

■第4部 紙以外のものを管理する! Managing more than paper! 475
第15章 デジタル・レコードキーピング Digital recordkeeping 477
第16章 設計図、写真、物品 Plans, photographs & objects 508
第17章 音声記録 Sound recordings 551
第18章 動画 Moving images 591

略歴 Biographies 625

用語解説 Glossary 633

索引 Index 638

…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*

[第1部 第1章の目次]

■第1部 はじめる Getting started 9

第1章 アーカイブズとは何か?アーカイブズ・プログラムとは何か? What are archives & archival programs? 11

アーカイブズとは何か? What are archives? 11

そしてなぜそれが大切なのか? …and why do they matter? 12

アーカイブズとアーキビスト Archives and archivists 13
*アーキビストはどこで働くか? Where do archivists work? 13
*プロフェッショナルなアーキビスト The professional archivist 14

実務を支える…ある理論 Some theory…to underpin the practice 15
*出所 Provenance 16
*原秩序 Original order 18
*アーカイブズを整理する Arranging archives 18
*アーカイブズを選別する-評価 Selecting archives-appraisal 20
*レコード・コンティニュアム Records continuum 21

専門的議論 Professional debates 23

アーキビストの仕事 The work of the archivist 26
*レコードキーピング専門職 Recordkeeping professionals 26

結論 Conclusion 28

★コラム★
記録、アーカイブズ、レコードキーピング Records, archives and recordkeeping 12
実務における出所 Provenance in practice 16
コンテクスト(文脈)の重要性に関する事例 Case studies on the importance of context 17
レコード・グループか、レコード・シリーズか Records group? Or records series? 19
評価に関する簡単な歴史… A brief history of appraisal… 20

★「専門的議論」の論点(24-25ページ)★

*保管に目を向けたアーカイブズなのか、脱保管のアーカイブズか Custodial vs postcustodial archives

*積極的なアーカイブズ管理か、受け身のアーカイブズ管理か Proactive vs reactive archival management

*記憶と遺産か、証拠と業務とアカウンタビリティか Memory & heritage vs evidence, business & accountability

*記録中心か、巨視的アプローチ(機能/社会に注目する)か Records-centric vs macro approaches (functions/society focused)

*権力、支配、社会の主流から取り残された人々 Power, control and the marginalised in society

*プライバシー/機密性と公開の間の緊張 Tensions between privacy and confidentiality vs access

*アーキビストが他の専門分野の専門職と近づいていくのか、別々の道を行くのか A converging vs diverging profession

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キャロライン・ウィリアムズ『アーカイブズを管理する:基礎、原則、実践』(2006年)目次

14 水曜日 5月 2014

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さて次は再びイギリスのテキストをみてみます。

著者はキャロライン・ウィリアムズ。1996年、リバプール大学アーカイブズ学研究所設立に関わり、1997年からは同大学大学院アーカイブズ・記録管理学修士課程のディレクターを務めています。2006年に東京で開催された国際アーカイブズ評議会(ICA)アーカイブズ教育部会(SAE)の第2回アジア太平洋アーカイブズ学教育国際会議に基調講演者として参加されたこともあります。
http://www.jsas.info/modules/publications01/index.php?id=12

本書は図表も工夫されています。図表リストもご紹介したいと思います。電子目録の作成の仕方等が図版によってたいへん分かりやすく解説されているのも本書の特徴です。

 

[書誌情報]
タイトル:アーカイブズを管理する:基礎、原則、実践
英文タイトル:Managing Archives: Foundations, Principles and Practice
著者名:キャロライン・ウィリアムズ
著者名原文:Caroline Williams
出版者:Chandos Publishing
出版年:2006年
ISBN:1 84334 112 3 (paperback) 1 84334 113 1 (hardback)
出版者ページ: http://www.chandospublishingonline.com/content/h16147/?p=9bd3aafe0e674e3b8ce827119ec85cb0&pi=4

 

[目次]

図のリスト List of figures

表のリスト List of tables

謝辞 Acknowledgements

著者について About the author

1 序論 Introduction

 

2 記録とアーカイブズの原則と目的 Principles and purposes of records and archives
アーカイブズを定義する。記録とアーカイブズの違いは何か? Defining archives. What is the difference between records and archives?
記録(とアーカイブズ)の質 The qualities of records (and archives)
アーカイブズの原則と概念 Archival principles and concepts
文書管理、知識管理、情報管理の領域 The document, knowledge and information management disciplines
記録とアーカイブズを人々はどのように利用するか How people and organisations use records and archives
アーカイブズ管理の核心機能の紹介 Introducing the core functions of archives management
アーキビストとレコードマネジャーの役割 The role of the archivist and records manager
コンテクスト(文脈)の中のアーカイブズと組織 Archives and organisations in context
アーカイブズ所蔵機関の組織モデル Organisational models of archive repositories
イギリスとアイルランドにおけるアーカイブズ Archives in the UK and Ireland
注記 Notes

3 選別、評価、取得収集 Selection, appraisal and acquisition
定義 Definitions
評価理論 Appraisal theory
収集戦略を開発する Developing an acquisitions strategy
アーキビストはどのように評価するのか? How do archivists appraise?
収集 Acquisition
注記 Notes

4 アーカイブズの整理と記述 Archival arrangement and description
はじめに Introduction
目録 Finding aids
整理 Arrangement
分類 Classification
コレクションの内容を整理する Arranging the content of collections
アーカイブズの記述 Archival description
アーカイブズから情報を引き出す Retrieving information from archives
索引作成と典拠標準 Indexing and authority standards
注記 Notes

5 アクセス、レファレンス、アドボカシー Access, reference and advocacy
アクセス:国際的問題と倫理的問題 Access: international and ethical issues
アクセスに関するイギリスの課題 The UK access agenda
アクセス:法律、標準、政策 Access: legislation, standards and policies
プライベート・セクターにおける法律とアクセス Legislation and access in the private sector
アクセス標準と政策 Access standards and policies
アクセスとレファレンス・サービス:ユーザー基盤 Access and reference services: the user base
レファレンス・サービスを提供する Providing a reference service
アドボカシーとアウトリーチ Advocacy and outreach
アウトリーチ活動 Outreach activities
アクセス・サービスのインパクトを評価する Evaluating the impact of access services
注記 Notes

6 保存 Preservation
はじめに Introduction
保存機能を定義する Defining the preservation function
保存方針、保存戦略、保存の標準を開発し実行する Development and implementation of preservation policies, strategies and standards
調査、監査、ベンチマーキングを通じて保存の必要性を見積もる Assessment of preservation needs through surveys, audits and benchmarking
多様な媒体とフォーマットの性質とそれらに対する脅威を認識する Recognising the attributes of and threats to diverse media and formats
保存活動:建物、環境管理、保管と梱包、取り扱いと利用 Preservation activities: buildings, environmental management, storage and packaging, handling and use
緊急計画 Emergency planning
コンサベーションの役割 The role of conservation
フォーマットの変更、代用品の作成、デジタルデータの管理 Reformatting materials, creating surrogates and managing digital data
ボーン・デジタル保存とデジタル化プログラム Born-digital preservation and digitisation programmes
デジタル化プロジェクト Digitisation projects
注記 Notes

7 アーカイブ・サービスを運営する Managing an archive service
あなた自身の役割を決めなさい Define your own role
組織上のコンテクスト The organisational context
組織的な計画 Organisational planning
アーカイブの目標(ゴール)と目的を定める Defining an archive’s aims (goals) and objectives
プロジェクト管理 Project management
アーカイブズ・ポリシー(指針)を開発する Developing an archives policy
棚卸し:調査または環境分析 Stocktaking: the survey or environmental analysis
人材:職員とボランティア Human resources: staff and volunteers
アーカイブズを調査する Surveying the archives
最終分析 The final analysis
あなたの成果を評価する Measuring your performance
注記 Notes

参考文献目録 Bibliography

 

[図のリスト]
2.1 一つの記録 A record
2.2 ライフサイクル The life-cycle
3.1 DS Calmプロプライエタリ・ソフトウェアを使う登録入力画面 Accession entry using DS Calm proprietary software
4.1 整理の例:出所による組織 Example of arrangement: organisation by provenance
4.2 整理の例:機能による組織 Example of arrangement: organisation by function
4.3 ISAD(G)コンテンツのページ:記述に関する7つの情報エリアと26の要素 ISAD(G) Contents page: seven information areas and 26 elements of description
4.4 Crewe Mechanics Instituteアーカイブズの一部のグループ、サブ・グループ、シリーズ、アイテム各レベルでの必須要素といくつかの必須でない要素の適用
Application of mandatory and some non-mandatory elements of ISAD(G) at group, subgroup, series and item level of part of the archives of Crewe Mechanics Institute
4.5 グループ/コレクション・レベルでのISAD(G)の必須要素といくつかの必須でない要素の適用
Application of mandatory and some non-mandatory elements of ISAD(G) at group/collection level
4.6 シリーズ・レベルでのISAD(G)の必須要素といくつかの必須でない要素の適用
Application of mandatory and some non-mandatory elements of ISAD(G) at series level
4.7 DS Calmの目録画面 Catalogue entry displayed in DS Calm
4.8 DServe公開目録の画面 Catalogue entry displayed in DServe public access catalogue
4.9 EADで表示されたフォンド・レベルの記述の一部 Part of fonds-level description displayed in EAD
4.10  データセットを目録化する Cataloguing data sets
4.11 イギリス・アーカイブズ・シソーラス UKAT Thesaurus
5.1 LEADERSプロジェクト:翻刻付きデジタル化画像 LEADERS projects: digitised image with transcript
5.2 英国国立公文書館ホームページ、2005年8月11日 The National Archives Home Page, 11 August 2005
5.3 英国国立公文書館目録のイギリス陸軍航空隊の「下士官兵」の画面 The National Archives catalogue entry for ‘other ranks’ of the Royal Flying Corps
5.4 A2Aでウィリアム・ワーズワースを検索 Search for William Wordsworth on A2A
5.5 アイオワ州アイオワ市アイオワ大学図書館大学アーカイブズでのインターカレッジ競技会主題ガイド Intercollegiate athletics subject guide at the University Archives, The University of Iowa Libraries, Iowa City, Iowa
5.6 イギリス政府ウェブアーカイブ:2001年6月7日の総選挙前日の英首相官邸ウェブサイト UK Government Web Archive: 10 Downing Street website the day before the General Election of 7 June 2001
5.7 セインズベリーのバーチャル・ミュージアム Sainsbury’s Virtual Museum
5.8 HSBCの歴史ウォール HSBC’s History Wall
6.1 英国政府ウェブアーカイブ UK Government Web Archive
7.1 英国アーカイブズ全国協議会からの業績評価指標の例:公的部門上位集団業績評価指標:アーカイブズのための包括的普遍的な業績評価指標に向けて、2003年8月 Sample of performance indicators from the UK National Council on Archives: Public Sector Quality Group Performance Indicators: Towards generic and universal PIs for archives, August 2003

 

[表のリスト]
2.1 ライフ・サイクル・プロセス Life cycle processes
2.2 情報スペクトラム:知識からアーカイブズへ The information spectrum: from knowledge to archives
2.3 「知識」専門分野 The ‘knowledge’ disciplines
2.4 公的資金によるアーカイブズと私的資金によるアーカイブズの権限と役割 Remit and role of publicly and privately funded archives
2.5 収集モデル Acquisition models
3.1 機能カテゴリーでのレコード・シリーズの例 Examples of series of records within functional categories
3.2 サンプリングの方法 Methods of sampling
3.3 寄託/貸与契約に含まれる詳細 Particulars for inclusion in deposit/loan agreements
4.1 整理のISAD(G)レベル ISAD(G) levels of arrangement
4.2 通信:ファイルレベルの記述 Correspondence: file-level description
4.3 証書:アイテムレベルの記述 Deeds: item-level description
4.4 証書と文書:ファイルレベルの記述 Deeds and papers: file-level description
4.5 EADタグにISAD(G)要素をマッピングする Mapping ISAD(G) elements with EAD tags
5.1 公的部門上位集団のアクセス目標に関する監査 PSQG audit of access objectives
6.1 いくつかの保存標準 Some preservation standards
6.2 保存実務のためのベンチマーク Benchmarks for preservation standards
6.3 デジタル媒体の特質 Attributes of digital media
6.4 メタデータの類型 Types of metadata
7.1 短期的目標、中期的目標、長期的目標を達成する Achieving short-, medium-, and long-term objectives
7.2 なぜプロジェクトは失敗するのか Why projects fail
7.3 アーカイブズ・サービス予算 Archives service budget
7.4 施設オプション Accommodation options
7.5 SWOT分析 SWOT analysis

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チェ・ジョンテ『記録学概論:An Introduction to Archival Studies』増補改訂版(2006年)目次

14 水曜日 5月 2014

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アーカイブズ学のテキストを取り上げて目次を紹介中です。

今回は韓国のものを取り上げます。『기록학개론』(記録学概論)、著者は최정태(チェ・ジョンテ:崔貞泰)先生。初版が2001年に出ていますが、私の手元にあるものは2006年の改定増補版です。

本のカバーにある著者紹介には次のようにあります。

「成均館大学校で行政学を履修し、延世大学校教育大学院で教育学修士(韓国語では碩士)学位を取得した後、成均館大学校で『官報の変遷と特性に関する研究─朝鮮朝での大韓民国政府樹立以前まで─』で文学博士学位を取得した。

学会活動として、韓国文献情報学会理事ならびに幹事を歴任し、韓国図書館・情報学会理事、副会長、会長と韓国記録管理学会会長を歴任した。

釜山大学校文献情報学科教授ならびに釜山大学校大学院記録管理学協同科程主任教授歴任後、現在釜山大学校名誉教授である。

最近発行した著書は、『韓国の官報』(アセア文化社、1993)、『大学図書館比較評価』(国立大学図書館協議会、1997)、『文献分類の理論と実際』(釜山大学校出版部、1998)、『目録組織の理論と実際』(釜山大学校出版部、1999)、『記録学概論』 初版(アセア文化社、2001)、『図書館・文献情報学の道』(釜山大学校出版部、2004)、『記録管理学辞典』(ハヌル・アカデミー、2005)、『地上の美しい図書館』(ハンギル社、2006)などがある」

なお第2、3、4章はチェ・ジョンテ先生と이애란(イ・エラン:李愛蘭)氏の共著、第8章はチェ・ジョンテ先生と이영숙(イ・ヨンスク:李英淑)氏の共著です。イ・エラン氏は安藤正人『草の根文書館の思想』、高野修『日本の文書館』の韓国語訳書の翻訳者であると535頁にあります。

 

[書誌情報]

タイトル:記録学概論:アーカイブズ学入門:改定・増補
原タイトル:기록학개론:An Introduction to Archival Studies: 개정・증보
著者名:チェ・ジョンテ
著者名原文:최정태
出版者:アセア文化社
出版者名原文:아세아문화사
出版年:2006年
ISBN:89-428-1671-1 93020
Daumネットの本のページ:http://book.daum.net/detail/book.do?bookid=KOR9788942816712
Google Books:http://books.google.co.jp/books/about/%EA%B8%B0%EB%A1%9D%ED%95%99%EA%B0%9C%EB%A1%A0_%EA%B0%9C%EC%A0%95%EC%A6%9D%EB%B3%B4_%EA%B0%9C%EC%A0%95%EC%A6%9D.html?id=KMybngEACAAJ&redir_esc=y
Cinii図書:http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB04703411

[目次]

改訂版を出して 개정판을 내면서

はじめに 머리글

第1章 記録・記録館 제1장 기록·기록관
1. 記録の定義 1. 기록의 정의
2. 記録と記録館 2. 기록과 기록관
3. 記録物と刊行物 3. 기록물과 간행물
4. 記録の価値と機能 4. 기록의 가치와 기능

第2章 記録学の理解 제2장 기록학의 이해
1. 記録管理・記録学の歴史 1. 기록관리·기록학의 역사
2. 記録学の定立 2. 기록학의 정립
3. 記録学の領域 3. 기록학의 영역

第3章 記録の評価選別 제3장 기록의 평가선별
1. 評価選別の概念 1. 평가선별의 개념
2. 評価選別の史的背景 2. 평가선별의 사적 배경
3. ミクロ評価からマクロ評価 3. 미시적 평가에서 거시적 평가
4. 記録物管理システムと保存日程スケジュール 4. 기록물관리시스템과 보존일정 스케쥴

第4章 記録物の組織 제4장 기록물의 조직
1. 記録物組織の歴史と発展 1. 기록물조직의 역사와 발전
2. 公文書ならびに行政記録物の分類 2. 공문서 및 현행기록물의 분류
3. 記録物の目録記述 3. 기록물의 목록기술

第5章 政府記録物・政府刊行物 제5장 정부기록물·정부간행물
1. 政府記録物・政府刊行物の概念 1. 정부기록물·정부간행물의 개념
2. 特性と種類 2. 특성과 유형
3. 制度と管理 3. 제도와 관리
4. 発刊、配布、利用ならびに配列方式 4. 발간, 배포, 이용 및 배열방식
5. 納本制度 5. 납본제도
6. 書誌情報源 6. 서지정보원

第6章 大学記録館 제6장 대학기록관
1. 名称と役割 1. 명칭과 역할
2. 国外大学記録館の制度と活動 2. 국외 대학기록관의 제도와 활동
3. 国内大学記録館の現状と実態 3. 국내 대학기록관의 현황과 실태
4. 大学記録館の確立と運営体制 4. 대학기록관의 확립과 운영방안

第7章 記録専門家と記録学教育 제7장 기록전문가와 기록학교육
1. 記録専門家の概念と役割 1. 기록전문가의 개념과 역할
2. 記録専門家の確立と関連法規 2. 기록전문가의 확립과 관련법규
3. 記録学教育の展開とわたしの理論 3. 기록학교육의 전개와 제 이론
4. 国外記録学教育の現状と実態 4. 국외 기록학교육의 현황과 실태
5. 国内記録学教育の教育課程 5. 국내 기록학교육과 교육과정
6. 展望と課題 6. 전망과 과제
-ICAのアーキビスト倫理綱領 -ICA의 아키비스트 윤리강령
-アーキビスト資格のためのアカデミー/役割の解説 -아키비스트 자격을 위한 아카데미/역할해설

第8章 記録物の保存 제8장 기록물의 보존
1. 保存の概念 1. 보존의 개념
2. 保存の対象 2. 보존의 대상
3. 保存施設と環境 3. 보존시설과 환경
4. 保存と関連したわたしの基準 4. 보존과 관련된 제 기준

第9章 記録関連国家機関と学術団体 제9장 기록관련 국가기관과 학술단체
1. 主要国の国家記録館の現状 1. 주요국의 국가기록관 현황
2. 主要国の国家記録物管理と保存活動 2. 주요국의 국가기록물관리와 보존활동
3. 主要国の記録関連機関と学術団体 3. 주요국의 기록관련기관과 학술단체

参考文献 참고문헌

付録 부 록
1. 公共機関の記録物管理に関する法律 1. 公共機關의記錄物管理에관한 法律
2. 世界記録遺産目録 2. 세계기록유산 목록

索引 색 인

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エリザベス・シェパード&ジェフリー・ヨー『記録を管理する:原則と実務のハンドブック』(2003年)目次

10 土曜日 5月 2014

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イギリスでのアーカイブズ管理に関する専門教育のテキストとして現在最も広く利用されているのが、エリザベス・シェパードとジェフリー・ヨーによる『記録を管理する:原則と実務のハンドブック』(2003年)だそうです。リバプール大学大学院でアーカイブズ学・記録管理学を学ばれた白川栄美さんと、グラスゴー大学大学院で情報管理・保存学を学ばれた渡辺悦子さんから教えていただきました。

この本は記録管理(records management)の本です。しかし、イギリス(並びに他の欧州諸国)ではアーカイブズを第一義的には組織記録の集積ととらえ、記録管理とアーカイブズのつながりをアーカイブズの基本前提としています。そのため、この記録管理についての文献には、イギリスでアーカイブズ管理を学ぶにあたっての、最も基本的文献という位置づけが与えられています。(この点はアメリカとは対照的です。アメリカでは現用記録とアーカイブズのつながりはもちろん認識されているし、記録の移管もシステム化されてる場合が多いわけですが、記録管理とアーカイブズ管理は職務的にはまったく別のものととらえます。)

先日目次を紹介したローラ・A・ミラー『アーカイブズ:原則と実践』に比べると、歯応え・噛み応えがある、という印象を受けました。『アーカイブズ:原則と実践』は組織アーカイブズを基本としつつも、収集アーカイブズに言及している点も、日本のアーカイブズ関係者には受け入れやすいと考えられます。

コメント大歓迎です。

[書誌情報]

タイトル:記録を管理する:原則と実務のハンドブック
英文タイトル:Managing records: a handbook of principles and practice
著者名:エリザベス・シェパード, ジェフリー・ヨー
著者名原文:Elizabeth Shepherd, Geoffrey Yeo
出版者:Facet Publishing
出版年:2003年
ISBN:978-1-85604-370-0
出版者ページ:http://www.facetpublishing.co.uk/title.php?id=3700&category_code=502
目次ページ(PDF3頁):
http://www.facetpublishing.co.uk/downloads/file/sample_chapters/74contents.pdf
第8章「記録管理を実行に移す:実務上ならびに管理上の問題」(PDF24頁):
http://www.facetpublishing.co.uk/downloads/file/sample_chapters/74.pdf

[目次]

はしがき Preface

編集者注記 Editorial note

序論 Introduction
なぜ記録を保持するのか? Why keep records?
なぜよい記録管理が重要なのか? Why is good records management important?
この本がどのように助けとなるか? How can this book help?

1 記録管理を理解する Understanding records management?
記録管理における重要用語を定義する
Defining the key terms in records management
記録の生涯 The life of the record
証拠としての記録、情報源としての記録
Records as evidence and as sources of information
記録、文書、データ Records, documents and data
記録管理と関連領域 Records management and related disciplines
紙記録と電子記録を管理する:ハイブリッド環境
Managing paper and electronic records: the hybrid environment
記録管理プログラム、記録管理システム、記録管理標準
Records management programmes, systems, and standards
記録の一生を管理する Managing the life of the record

2 記録管理のコンテキスト(文脈)を分析する
Analysing the context for records management
分析技術を用いる Using analytical techniques
組織とその環境 The organization and its environment
組織文化と組織構造を理解する
Understanding organizational cultures and structures
組織体制、組織機能、組織活動を理解する
Understanding organizational systems, functions and activities
体制(システム)を分析してモデルを作る
Analysing and modelling systems
基本記録と集合記録 Elementary and aggregated records
記録と記録管理システムを調査する
Surveying records and records management systems
分析から実行へ From analysis to implementation

3 記録を分類し、そのコンテキスト(文脈)を記録する
Classifying records and documenting their context
記録のコンテキスト(文脈)を理解する
Understanding the context of records
分類体系をデザインする Designing a classification scheme
紙をベースにしたシステムにおける記録の組織化と分類
Organizing and classifying records in paper-based systems
紙の記録管理システムの基本設計概念
The architecture of a paper records system
紙の記録に対するメタデータ Metadata for paper records
電子記録を分類する Classifying electric records
ハイブリッド・システムにおいて記録を分類する
Classifying records in hybrid systems

4 記録を作成し捕捉する Creating and capturing records
記録の作成と補足の原則 Principles of records creation and capture
記録を作成する Creating records
記録を記録管理システムに取り込む
Capturing records into a records management system
記録がシステマティックに捕捉されることを確実にする
Ensuring that records are captured systematically
日常的作業に関する記録を捕捉する
Capturing records of routine processes
創造的作業に関する記録を捕捉する
Capturing records of creative processes
記録管理システム内で情報製品を捕捉する
Capturing information products in a records management system
データ記録とデータセットを捕捉する
Capturing data records and datasets
ダイナミックなデジタル・オブジェクトを捕捉する
Capturing dynamic digital objects
記録を登録する Registering records
固有の識別子を割り当てる Assigning unique identifiers
メタデータを割り当てる Assigning metadata

5 評価、リテンション(保持)、処分を管理する
Managing appraisal, retention and disposition
リテンション・コントロールの必要 The need for retention controls
評価の開発:理論と実務 The development of appraisal: theory and practice
評価戦略:意思決定のための枠組み
Appraisal strategy: a framework for decision making
評価基準 Appraisal criteria
リテンション判定を記録し適用する
Documenting and applying retention decisions
記録作成後にリテンション判定を見直す
Reviewing retention decisions after the creation of records
「伝来の(引き継いだ)」記録のリテンション
Retention of ‘legacy’ records
処分 Disposition
品質管理と記録化 Quality control and documentation

6 記録を保持しその完全性を確実にする
Maintaining records and assuring their integrity
紙記録のための保管システム
Storage systems for paper records
レコードセンターを設立し運営する
Establishing and managing a records centre
電子記録のためのオプション Options for electronic records
アーカイブズを管理する Managing archives
保管媒体と保管設備を選択し利用する
Selecting and using storage media and equipment
保管場所管理 Storage location control
代替媒体への変換 Conversion to an alternative medium
時を超えて電子記録を守る
Protecting electronic records over time
紛失、置き違え、改変から記録を守る
Protecting records against loss, misplacement or alteration
脅威と危険:リスク評価とリスク低減
Threats and hazards: risk assessment and reduction
事業継続計画 Business continuity planning

7 アクセスを提供する Providing access
利用者の必要を満たす Meeting the needs of users
検索へのアプローチ Approach to retrieval
機密性とアクセス権 Confidentiality and rights of access
外部からの記録へのアクセスを管理する Managing external access to records
アーカイブズ・サービス Archival service

8 記録管理を実行に移す:実務上ならびに管理上の問題
Implementing records management: practical and managerial issues
Getting started 始める
記録管理プログラムと記録管理システムを開発する
Developing records management program and systems
推進力を保ち続ける Maintaining the impetus
記録管理を記録として残す Recording records management

結論 Conclusion

付録A Appendix A
◇書誌、その他の情報源 Bibliography and sources of further information
記録管理ウェブサイト Records management websites
印刷された全般的事項 General works in print
定期刊行物 Journals
特定の話題に関する選択的追加的文献
Selected further reading on specific topics

付録B Appendix B
◇国の標準と国際標準に関する選択リスト
Select list of national and international standards

付録C Appendix C
◇レコードマネジャーのための英語圏における専門職組織
Professional organizatinos for records managers in English-speaking countries

索引 Index

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ローラ・A・ミラー『アーカイブズ:原則と実践』(2010年)目次

09 金曜日 5月 2014

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This work is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.

筆者は現在ビジネスアーカイブズ スペシャリストとして働いていますが、かつては政治学・国際関係史を学んでいました。アーカイブズ学は国文学研究資料館アーカイブズ・カレッジの長期コースを2004年に履修して以降、学会、研究会、そして自学自習で学んできました。理論的なことはアカデミズムの方々、また企業に関しては企業の方々から教えていただくことなしには自分の仕事は成立しないところがあります。

今日は最近イギリスで学んでこられた渡辺悦子さん(グラスゴー大学大学院情報管理・保存学修士)からご教示いただいた文献の目次をメモしておきます。アーカイブズ学の、最先端というよりは、ベーシックな教科書的文献と位置づけられるものです。

コメント大歓迎です。

[書誌情報]
タイトル:アーカイブズ:原則と実践
英文タイトル:Archives: principles and practices
著者名:ローラ・A・ミラー
著者名原文:Laura A. Millar
出版者:Facet Publishing
出版年:2010年
ISBN:978-1-85604-673-2
出版者ページ: http://www.facetpublishing.co.uk/title.php?id=6732
目次ページ(PDF3頁):
http://www.facetpublishing.co.uk/downloads/file/millar-toc.pdf
第1章「アーカイブズとは何か?」(PDF25頁):
http://www.facetpublishing.co.uk/downloads/file/millar1.pdf

[目次]

序文 / ジェフリー·ヨー
Foreword / Geoffrey Yeo

図表 Figures and tables

謝辞 Acknowledgements

はじめに Introduction
この本について About the book
その他のリソース Additional resources
多様性とバランスのために努力する Striving for diversity and balance

1 アーカイブズとは何か? What are archives?
知識から記録へ From knowledge to record
内容、構造、文脈 Content, structure and context
記録からアーカイブズへ From records to archives
アーカイブズのかたち The form of archives
アーカイブズと遺物 Archives and artefacts
なぜアーカイブズを残すのか? Why keep archives?

2 アーカイブズ機関:歴史と文化に関する創造物
Archival institutions: creatures of history and culture
アーカイブズ、権力と人間 Archives, power and the people
フォンドという概念 The concept of the fonds
アーカイブズ機関の類型 Types of archival institution

3 アーカイブズ・サービス:信頼に関わるもの
Archival service: a matter of trust
アーキビストの責務 The duties of the archivist
アーキビストの技 The skills of the archivist
アーカイブズの倫理綱領 Archival codes of ethics
法律のインパクト The impact of legislation
政策的枠組みを開発する Developing a policy framework
管理の問題 Matters of administration

4 アーカイブズを守る Protecting archives
保存とは何か? What is preservation?
アーカイブズに関わる危険を理解し対処する
Understanding and responding to archival hazards
保存計画を開発する Developing a preservation plan
緊急時計画 Emergency planning
メディア素材を格納する Storing media materials

5 出所、原秩序、フォンドの尊重
Provenance, original order and respect des fonds
出所の原則 The principle of provenance
原秩序の原則 The principle of original order
フォンド尊重の原則 The concept of respect des fonds
フォンドの概念 The concept of the fonds
伝統的な見方に挑戦する Challenging traditional perspectives
名前を割り振る Assigning names

6 アーカイブズを評価することと取得すること
Appraising and acquiring archives
取得のための評価 Appraisal for acquisition
選別のための評価 Appraisal for selection
サンプリング、間引き、より分け Sampling, weeding and culling
評価する上で他に考慮すべき点 Other appraisal consideration
アーカイブズを取得する Acquiring archives
アーカイブズを受け入れる Accessioning archives
処分 Deaccessioning
金銭上の評価 Monetary appraisal

7 アーカイブズの整理と記述 Arranging and describing archives
整理に関わるアーカイブズ的なレベル Archival levels of arrangement
整理に関わる実用性 The practicalities of arrangement
アーカイブズを記述する Describing archives
内容を提示する Presenting content
記述情報へのアクセスを提供する Providing access to descriptive information
記述をひとつにまとめる Putting the description together
優先順位を確立する Establishing priorities

8 アーカイブズを利用可能にする Making archives available
平等アクセス Equal access
レファレンス環境 The reference environment
レファレンス・サービスを記録する Documenting reference service
費用回収と営利 Cost recovery and profit making
アウトリーチ Outreach
アーカイブズのデジタル化 Digitization of archives
成功を測定する Measuring success

9 デジタル・アーカイブズの挑戦
言葉を明確にする Clarifying language
電子記録の課題 Electronic records issues
電子記録ポリシーとアーカイブズ・ポリシーを開発する
Developing electronic records and archives policies
標準の重要性 The importance of standards
電子アーカイブズ管理のプロセス The process of managing electronic archives
電子リポジトリ―の役割 The role of digital depository
最新であり続ける Staying current

結論 Conclusion

さらに学ぶために To learn more
定期刊行物 Journal literature
国と州の機関 National and state institutions
専門職団体 Professional associations
その他の情報 Additional reading

用語集 Glossary of terms
重要なアーカイブズ用語 Key archival terms

索引 Index

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